BTS（防弾少年団）のJIN（ジン）が19日、京畿道（キョンギド）漣川（ヨンチョン）の陸軍第5歩兵師団の新兵教育大隊助教として軍務を開始した。ジンは昨年12月13日に同師団新兵教育隊に入所し5週間の軍事訓練を終えた。18日には同師団新兵教育修了式に出席し、19日から新たなスタートを切った。

　配属にあたりジンは助教兵を志願し、訓練での評価や面接などを経て選ばれた。助教兵とは教官をサポートし訓練中の新兵を指導・教育する役割を担う兵士のこと。韓国軍に詳しい関係者は「ジンさんは基礎軍事訓練の成績が優秀で教官からの評価も高かったと聞いています。北朝鮮との軍事境界線に近い最前線での軍務ではないので、偶発的な南北衝突に巻き込まれるおそれは少なくなりました」と明かす。

　最近の軍生活については「以前は10人前後の大部屋でしたが、近年は1室4人の小ぎれいな部屋に改善され浴室に洗濯機や乾燥機も設置されています。また、スマホで外部と連絡を取ることも可能となっているので、ファンが思うほど窮屈な生活ではないと思います」（同）。

　修了式を終えたジンはグローバル・ファン交流サイト『Weverse』を更新し、「楽しく元気で生活しています。軍隊の許可を受けて写真を上げます。ARMY（ファン）もいつも幸せで、元気に過ごしてください」とのメッセージを送り写真を計3枚公開した。背筋を伸ばして拳を握るりりしい姿がジンの成長を物語っているようだ。

　一方、軍生活を送るジンの様子が流出しSNSに次々とアップされている。修了式で帽子の位置を直してもらうユーモラスな場面や宣誓するジンの姿が反響を呼んでいる。ファンからは「アイドルしてる時には出さないような野太い声でときめいた」「ジンくんのベレー帽を被せてもらうシーンが好きすぎ」「ポーズとるとやっぱアイドルジンくんでかわいい」などの声が上がっている。