【ズバリ!近況】グラビアクイーンだった小松みゆきさん デビュー時は月4万円でバイトかけもちだった

2019年9月にはシンガポール旅行を楽しんだ【写真提供:テンダープロ】
2019年9月にはシンガポール旅行を楽しんだ【写真提供:テンダープロ】

不妊治療の健康管理に努めた結果、美肌に!

 そう決めてから、ふと「着床する子宮内の環境を調べたことがないな」と思い、万全を期すためにも子宮鏡検査を受けてみたら、おそらく数年前からあったであろう大きめの子宮内ポリープが見つかり、1日入院で子宮内ポリープをとる手術をし、同時に子宮内膜炎も見つかったので、その治療も終えました。子宮の状態は受精卵が着床し育っていくかどうかに大きく関わるのに、私は今まで子宮鏡検査を勧められることがありませんでした。もっと早く子宮鏡検査を受けておけば、と悔やまれます。

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 不妊治療のなかでも、体外受精となると採卵から凍結までで1回40~50万円、受精卵を解凍して戻すのに15~20万円もかかります。身体的にも、採卵は麻酔なしなのでやや強い痛みを伴います。それを数十回と繰り返してきたので……。これから不妊治療を始められる方には、ぜひ最初に子宮鏡検査をしてほしいと思います。日本生殖医学会からは可能なら不妊治療の延期を考えるようにという声明が出されていますが、私のような高齢の女性は1か月、2か月待つのも厳しい。同じように思う女性が多いのでしょう。不妊治療の外来はあまり減っていませんね。

 不妊治療を始めたときに、全身の健康管理にも気をつけるようになりました。禁煙して、深酒せず、中性脂肪の値や肥満に注意して、食事では良質な脂質を、お肉は鶏肉だけ……というように。運動は少しハードなヨガをやっていたのですが不妊治療中は良くないと言われ、今はゆっくりポーズをとるホットヨガをしています。努力のおかげか、体調はいいし、肌のくすみがとれて弾力も改善しました。「またグラビアをやらないか」とありがたいお話をいただきますが、私はもう自信がありません(笑)!

胸が大きいのはコンプレックスだった

 子供の頃からお芝居がしたくて、中学時代からCMのオーディションなどを受けていました。大学入学で上京してすぐのGWに表参道でスカウトされ、「週刊プレイボーイ」のグラビアでデビューしました。身長のわりに胸が大きいのはコンプレックスだったので、「そうか、私ってグラビアに向いているんだ」と、そのとき初めて気がつきました(笑)。最初の頃は写真集が売れても月給4~7万円だったので、クリーニング店や飲食店でアルバイトをかけもちしながら活動していたのは懐かしい思い出です。

 厳しい芸能界でよくぞここまでやってこられたな、と思います。これまでお仕事をご一緒させていただいた皆さまには感謝しかありません。21歳で「スウィートルーム」というにっかつの映画に出たとき、萩庭貞明監督に愛情をもってダメ出しを繰り返されたのが、芝居に本気で向き合うきっかけになりました。まだまだ満足してはいないです。来るもの拒まずで、さまざまなお仕事をしていきたいですね。

□小松みゆき(こまつ・みゆき)1971年6月5日、福島県いわき市生まれ。実践女子大学1年のときにスカウトされ、1990年、本名の”小松美幸”で「週刊プレイボーイ」(集英社)の水着グラビアでデビュー。美乳で人気を博しグラビア、写真集、イメージビデオで活躍した。セクシー路線からじょじょに本格女優へシフトし、2003年からスタートした時代劇ドラマ「大奥」(フジテレビ)シリーズや映画「デスノート」などに出演。2009年12月、8歳年下の一般男性と結婚。

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