登録者396万人のYouTuberでアーティストのRepezen Foxxが30日、六本木ヒルズアリーナで開催されている「U-NEXT presents RIZIN冬祭り2022」に出演。「TOP ONE」、「Way Back Home」、「ピッピ400」などを歌唱し、トークショーを行った。

　昼の六本木にRepezen FoxxのDJ社長、DJふぉい、DJ銀太、DJまる、DJ脇が登場。社長は「どうもレぺゼンです。こんな舞台に呼んでいただいて、拍手で盛り上がってくれたらめちゃくちゃうれしいです。明日行われるRIZINのオープニングを歌わせていただけることになりました！　大みそかのRIZINで歌わせてもらえるなんてお母さんに自慢できそうです」と会場のファンにあいさつ。

　さらに「240時間生配信というのをやっていました。その5日目にRIZINの人にアポイントを取ってもらって、生配信中に榊原信行さんにトツして出演をお願いしました」と大みそかRIZINへの出演の経緯を明かし、RIZIN榊原CEOに感謝を述べた。

　その後、「個人的に僕が2022年きたよって思った曲歌ってもいいですか」とファンに呼びかけ「TOP ONE」を歌唱した。

　会場を温めた後にメンバーそれぞれがフリートーク。まるは「大みそかRIZINの注目選手はYUSHIくん。めちゃくちゃ気になる。TikTokとかでも回っていて、彼の入場が気になるっすよ」と、脇は「平本蓮くん、めちゃくちゃ気になる。対戦相手がなぞってところから気になる」と話した。

　ふぉいは2022年のまとめについてトーク。「今年は海外多かったすね。それがでかかった。8割海外にいて終盤は、ふとしたときに自分がどこにいるか分からなくなった。日本語の看板を見て、ここ日本か！　みたいな」と振り返った。

　社長はファン層が変わった変化の1年と今年を回顧。「YouTubeで汚いことをやりすぎて昼間のこういう場に呼ばれることがほとんどない。誰でも来れるよってところに出演するのは初めてかも。よくみんな起きれたね。すげーわみんな」と喜びをかみしめていた。

　これにはふぉいも「警察官にも見てますと言われた」と驚きのエピソードを明かした。

　ラストには社長が「個人的な話をしてもいいですか！」と切り出すと「年内、登録者400万人いきそうでいかないというのをこの10日間で続けていました。達成しそうになって、7万人一気に減ったりして……。それでもあきらめずに続けていたら398万人。あと1万7000人で目標の登録者数にいきます。明日は31日、これはわざとじゃないかと思うんです。いきそうでいかなかったのもそういう物語なんじゃないかなと思っています。だからこそ明日僕たちは400万人達成して最高の年末を過ごそうと思います」とマイク。

　10日間の生配信中に制作し、29日に開催された「炎上万博」で一発撮りしたという新曲「ピッピ400」を披露。寒空の六本木の昼を温め、この日の出演を終えた。

「Repezen Foxx」は今月17日に正式にYouTuber引退を表明。「2022年をもって、レぺゼンはYouTube活動を引退します。もう俺らはYouTuberって呼ばれたくないんよ。何年も前からずっと言い続けている」などと宣言していた。しかし、29日までの生配信で“YouTuber引退”を撤回した。