俳優で歌手の松平健が16日、渋谷PARCOで実施された「マツケンサンバII」初の期間限定ショップ「マツケンサンバ POP UP SHOP」（17日オープン）のメディア向け囲み取材に登場。同曲の反響の大きさや、自身の思いについて語った。

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　2004年にリリースされて以降、時は流れて公式YouTubeチャンネル「マツケンTube」でのMV投稿をきっかけに人気が再加熱した「マツケンサンバII」。SNSやテレビで話題になり、昨年の「第72回 紅白歌合戦」では17年ぶり2度目の出演を果たした。

　さらにTikTokでは総いいね数28万以上を記録するなど、若年層を中心に“マツケン”ブームが再来。公式グッズを発売すると即完売。2000件以上の再入荷希望が寄せられて今回の期間限定ショップの開催にいたり、23年1月10日まで渋谷PARCO 6F・PENGUIN SOUVENIR（ペンギンスーベニア）にて「マツケンサンバ」グッズを約60点販売する。その後、全国のPARCOを順次巡回する予定だ。

　そんな状況について松平本人は「自分でもビックリしている。最近では幼稚園の子や小学校の子からも手紙をいただくようになった。（ブームになった）04年のその頃を知らない子たちに、新たに知ってもらえたのかなと思って大変嬉しいです」とニッコリ。60点のグッズ販売は「ビックリと、嬉しい。そんな思いです」と率直な心境を述べた。

「マツケンサンバII」について「お祭り気分をかきたててくれるすばらしい曲。これからも歌っていきたい」と意気込みをあらわに。今後は「『マツケンEDM』はまだYouTubeで出しているだけ。それで今度、CDとかPVとかそういうものを作っていければ」と展望を明かした。

　また、”キラキラ衣装”は松平本人の発案だという。「（由来は）リオのカーニバルからですね。『マツケンサンバ』の公演がハワイほうでやることになって、外国向けに、あちらの方はこういうラメのドレスを着たりしてけっこう派手なので、そういったイメージです。喜んでもらいたい、とそういう気持ちでやりました」と海外仕様だったことを明かした。

　22年を振り返って「おかげさまで忙しい一年になりました。大変感謝しています」とコメント。ポップアップ内に飾る絵馬に「笑顔で健康で、皆様に喜んでいただける仕事ができますように」としたため、23年は「色んなことに挑戦して、皆さんに喜んでいただければと思っています」と抱負を述べた。