サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）で日本代表は優勝経験国のドイツ、スペインを破り、決勝トーナメントに進出した。ピッチで戦う日本代表戦士の姿に多くの日本人が胸を打たれた。日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル「JFATV」がクロアチア戦の裏側を公開している。

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　決勝トーナメント初戦のクロアチア戦。日本は前田大然のゴールで1対0で前半を終えていた。ロッカールームで長友佑都は「ベルギー戦は2-0でやられてるよ！　チャンス絶対逃すなよー」と誰よりも大きな声で仲間に声をかける。森保一監督が鼓舞し、後半に向かった。

　後半に1点を決められ、同点に。試合は延長戦に突入するも決着はつかずPK戦へ。日本はここで敗れた。誰もが肩を落とす中、森保監督は「試合素晴らしい試合だったよ。次！　次！　次ね！　みんなが新しい景色、最高の景色を目指していけば、必ず！　歴史が変わるっていうこと！　この悔しさを胸に刻んで！　次やっていく、みんなでやっていく！」とさけぶ形で声をかけた。

　沈んだ試合後のロッカールームで声を出す男がいた。長友だ。「ありがとう」「次につなげろ」「次の未来につなげろ。問題ない」「蹴ってくれてありがとう」「マジ、ありがとう」と選手ひとりひとりに声をかけ、抱擁していった。そんな長友も森保監督に声をかけられるとこらえていたものが目から流れていた。

　この映像に「長友がマジで漢すぎる」「気丈に振る舞って若手を鼓舞し励ましてる長友がポイチと抱き合って何か言われるタイミングで涙腺崩壊してるのグッとくる」「長友が最後までチームを明るくしようとしてるのほんと最高」「長友が負けた後なのに1人1人に声掛ける所凄いな」などの声が上がっている。