孫正義氏に医療・介護現場から悲痛なSOS マスク不足の深刻な現状が明らかに
ソフトバンクグループの孫正義社長が11日、「マスク不足の現状を教えて下さい」とツイートしたところ、医療関係者らから4000を超えるコメントが寄せられる反響となった。
「マスク不足の現状を教えて」ツイートに4000超コメント
ソフトバンクグループの孫正義社長が11日、「マスク不足の現状を教えて下さい」とツイートしたところ、医療関係者らから4000を超えるコメントが寄せられる反響となった。
孫氏は「現在の日本ではどのくらいマスク不足は深刻なんだろうか? 医療現場で毎日戦っておられる皆さん、そして介護施設やその他休む事が出来ずライフラインを支える為に頑張っている皆さん、マスク不足の現状を教えて下さい」と書き込んだ。
これに対し、現場からは悲痛な声が続出。
「疑い患者をうけていますが、マスクは週に3枚支給です。N95はひとりが一枚をボロボロになるまで使用しています」
「病院のマスクは残りわずかとなり安倍晋三からの布マスクを使用するようにと院内感染症委員会から指示がありました」
「介護施設で働いてます!使い捨てマスクを熱湯と次亜塩素酸で消毒して使ってる現状です」
「N95マスク、ガウン、アイシールドが枯渇し内視鏡検査や手術はすでに通常には出来なくなりました」
「娘が介護施設で働いているけど、マスクはありません。先日、布マスクが1枚配られたそうです」
「当院(約150床)では医療行為を行う職員は2日に1枚、医療行為を行わない職員は1週間に1枚ですね」
「名古屋の診療所勤務です。入荷も見込みもないため院内で布マスクを作っている状態です」
「N95マスク、防護服、フェイスシールドが特に足りません。最前線の指定医療機関ですら、使い回しの方法を考えている状態です」
「大阪市の診療所では、同じマスクを3日間使ってますよ」
「医局内の感染対策の為、マスクが必要ですが、サージカルマスクが不足し洗って三回程の使用を指示されています」
「看護師ですがマスク不足で重症患者受け持ちでないとマスクを支給してもらえません!」
「医療従事者です。マスクもそうですが、グローブがもっと足りません。最悪マスクは滅菌することができますが、グローブはそういうわけにもいかず本当に困っています」
「普通のサージカルマスクだけではなく、N95マスクも足りません!在庫が尽きそうです」
「病院や介護施設、老人ホームに毎日行きますが皆さん使い捨てを洗濯して使っているような状態です」
神戸大学病院感染症内科教授の岩田健太郎氏も「神戸、あと京都でも足りません。指定医療機関以外でも患者見てますし。ガウンやアイシールドも枯渇しています」と反応するなど、想像以上に深刻な現状が浮き彫りになっている。