孫正義氏、コロナ対策人事に疑問「なぜ日本では経済再生担当大臣に指揮させてるのかなぁ…」
ソフトバンクグループの孫正義社長が10日、ツイッターを更新。政府の新型コロナウイルス対策に疑問を呈した。
米国は国立感染研究所長が陣頭指揮
ソフトバンクグループの孫正義社長が10日、ツイッターを更新。政府の新型コロナウイルス対策に疑問を呈した。
孫社長は「米国ではコロナとの戦いで国立感染研究所長ファウチ博士に陣頭指揮を委ねている。なぜ日本では経済再生担当大臣に指揮させてるのかなぁ…」とツイート。
続けて「しかも休業補償を渋って接触8割減が徹底出来ないでいる」と矛盾点を指摘した。
西村経済再生相は東大法学部出身。文系畑のキャリアを歩み、感染症に詳しいわけではない。
小池百合子都知事が休業要請を主張した際には「休業要請は自粛の成果を見極めてからにして欲しい」の態度を示し、2週間先送りにしようとした。新型コロナ担当相の要職に任命され、専門家の助言を受ける立場にありながら、人命より経済優先の発言が目立っている。
孫社長のフォロワーからは「絶望ですよ」「皆同じ疑問」「本当になんとかしてほしい」「感染症のプロに任せるのが普通だと思う」「経済優先の人に感染症対策は無理」「”経済再生”が担当している時点で人命優先ではありませんね」「出てくる対策も、布製マスクとか、お肉券とか訳がわかりません」「日本政府もCDCを立ち上げないともはや指揮がとれません」などの反応が寄せられている。