エレクトロニック・アーツが主催するバトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」の世界大会「Apex Legends Global Series（以下ALGS）Year 3」の「PRO LEAGUE SPRIT 1」が6日（日本時間）に開幕した。同大会には日本チームもAPAC North地域勢として多数参加。Week1で1位となった「Crazy Raccoon（以下CR）」のRas、Parkha、Sangjoon（dr1p）の3人に、Week1の感想やWeek2への意気込みを聞いた。（構成＝石井宗一朗）

「ALGS」は、3人1組のチームバトル形式バトルロイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」の世界最高峰を決めるeスポーツ大会。プロだけでなくアマチュアの選手及びチームも参加可能で、今大会の賞金総額は史上最高額となる500万ドル（約7億円）となっている。

　6日から始まったプロリーグの全5地域（北米、欧州・中東・アフリカ、南アジア太平洋、北アジア太平洋、南米）の30チームは、直接招待を受けた22チームと、プレシーズン予選からの8チームで構成。各地域の30チームはALGS前大会とプレシーズン予選のパフォーマンスにより、それぞれ10チームの3つのグループに分けられている。

――Week1の感想をお願いします。

Ras「1週目が終わって自分たちが1位になりましたが、来週からは、すべてのチームが構成や戦略を変えてくると思う。しっかり準備して臨みたいと思います」

Parkha「準備した戦略が通用してよかった。練習時間は少なかったですが、みんなしっかりうまくやってくれて気持ちが良かったです」

Sangjoon「自分は弱いから不安だったけど、通用したので気分がとても良かったです」

――自分たちのよかったところ、改善点は。

Ras「良かったところは、みんなうまくいかないときも声を掛け合って前向きにプレイすることができたこと。改善点は特にない！」

Parkha「思ったよりチーム全員がうまくやってくれました。改善点は特になく、構成を組んで間もないのに、（それが）むしろよかった」

Sangjoon「たくさん緊張したけど、状況がうまくいき、1位になれてよかった。改善点は中盤ミスをしたこと。それだけは悔しいです」

――印象に残ったシーン。

Ras「5ゲーム目。スキルやパルスの管理などがうまくいかなかったから、なおしたいと思った」

Pakha「1位をとった試合でnakedと戦って、勝ち取ったシーンです」

Sangjoon「私は2位をとった試合（5ゲーム目）が悔しすぎて印象に残ってます」

――強いと思う他チームはいますか。

Ras「FC Destroyです。弾の当て感が強くて、ファイトがとても強い」

Pakha「FC Destroy。理由は強力なファイト力を持っているからです」

Sangjoon「私もFC Destroyです。FC Destroyと会ったときに心理的にビビッてしまう。事実、ファイト力がありますし」

――Week2への意気込みや、ファンへのメッセージをお願いします。

Ras「来週も1位をとりたい気持ちが一番強いです！　ファンの皆さんの応援があるから僕は選手として頑張れます。本当に感謝しています。これを一番伝えたいです！」

Pakha「Week1は若干もったいない所もありましたが、段々良くなって成長していく姿を見せようと思います。崩れるときもあったり、勝つときもあるけど、あきらめずに取り組むので応援よろしくお願いします」

Sangjoon「今よりもっと良い競技力でWeek2だけではなく、次の次の段階まで精一杯やります。大きな注目は初めてですが、引き続き応援していただけるとうれしいです」