俳優発掘オーディション「TOHO NEW FACE」 グランプリは小学5年の“空手世界チャンピオン”小谷興会さん

三船敏郎、宝田明、岡田真澄ら名優を輩出した俳優発掘オーディション「東宝ニューフェイス」が、「TOHO NEW FACE」と表名を改め、今年4月より始動。6日、グランプリ発表会にて京都出身の小学5年生の11歳、小谷興会(おだに・こうえ)さんがグランプリに選出されたことが発表された。

「TOHO NEW FACE」グランプリに輝いた小谷興会さん【写真:ENCOUNT編集部】
「TOHO NEW FACE」グランプリに輝いた小谷興会さん【写真:ENCOUNT編集部】

「東宝ニューフェイス」から「TOHO NEW FACE」に50年以上ぶりの開催

 三船敏郎、宝田明、岡田真澄ら名優を輩出した俳優発掘オーディション「東宝ニューフェイス」が、「TOHO NEW FACE」と表名を改め、今年4月より始動。6日、グランプリ発表会にて京都出身の小学5年生の11歳、小谷興会(おだに・こうえ)さんがグランプリに選出されたことが発表された。

 プレゼンターを務めた女優の福本莉子からトロフィーとマントを贈呈された小谷さんは「とってもうれしい、しかないです最初は家族に伝えたいです。(特に)お母さんに」と喜びを口にした。小谷さんは今年行われた「2022国際オンライン型競技空手道選手権大会」の10歳男女混合部門でチャンピオンとなっており、「(空手とは)違ううれしさがある」と語った。

 共演したい俳優は「吉沢亮さんと横浜流星さん」といい、「2人ともかっこいい」とあこがれのまな差し。「かっこよくて何でもできるオールラウンダーになりたい。世の中に出るので人から愛されるようになりたいです。世界でも活躍できる人になりたい」と夢を語った。

「東宝ニューフェイス」は1946年から60年代後半にかけて行われた俳優発掘のためのオーディション。三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らを輩出してきおり、今回50年以上ぶりに開催された。

「東宝ニューフェイス」から「TOHO NEW FACE」へと表名を改め、今年4月より審査を実施。応募資格を有するのは満10歳から満22歳まで(7月18日時点)の男性で、1612人が応募。いくつかの審査をへてファイナリスト3人が決定し、その中からグランプリが決定した。

 グランプリ受賞者は賞金300万円が贈られるほか、映画・演劇・ミュージカルに出演する権利を獲得する。なお、この日は2016年以来6年ぶりの開催となった女優発掘オーディション「東宝シンデレラ」のグランプリ発表会も行われた。

▽「TOHO NEW FACE」受賞者一覧
グランプリ…小谷興会(おだに・こうえ)さん/京都出身/小学5年/11歳
ミュージカル賞…高橋佑大朗(たかはし・ゆうたろう)さん 東京出身/中学1年/13歳

※高橋佑大朗の「高」の正式表記ははしごだか

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