佐久間宣行、横アリで熱唱&トロッコ ANN0ライブは「イカれたラジオリスナーの祭典」

佐久間宣行氏が司会を務めるライブ「オールナイトニッポン55周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0 presentsドリームエンターテインメントライブ in 横浜アリーナ」が29日に神奈川・横浜アリーナで行われ、佐久間氏と縁のあるアーティストや芸人が出演してライブとトークを繰り広げた。

横浜アリーナで行われたライブに登場した佐久間宣行氏【写真:(C)ニッポン放送】
横浜アリーナで行われたライブに登場した佐久間宣行氏【写真:(C)ニッポン放送】

縁のあるアーティストや芸人が出演してライブ&トーク

 佐久間宣行氏が司会を務めるライブ「オールナイトニッポン55周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0 presentsドリームエンターテインメントライブ in 横浜アリーナ」が29日に神奈川・横浜アリーナで行われ、佐久間氏と縁のあるアーティストや芸人が出演してライブとトークを繰り広げた。

 今回、ライブに合わせてオリジナルグッズとして、昨年開催した「佐久間宣行のオールナイトニッポン 0 リスナー大感謝祭 2021 freedom fanfare~」から企画された「チュロスペンライト」が発売されていた。開演時間にステージに登場した佐久間氏は、観客の多くがチュロスペンライトを持った光景に「チュロスの山をありがとう」と驚き。「10代の時にフジロックに参加していた自分が、サラリーマンになってそのあと会社を辞めて、音楽フェスをやってるなんて信じられないですね」と思いを語った。

 そして1組目のアーティストとして声優・花澤香菜が登場。「ラジオの匂いに引き寄せられてやってきた虫の花澤香菜です!」「チュロスがいっぱい!」と客席の光景に驚きながら、薄緑と赤の着物衣装で「駆け引きはポーカーフェイス」「Moonlight Magic」「SHINOBI-NAI」「恋愛サーキュレーション」の4曲を歌唱する。その後のトークで佐久間は「虫だなんて言ってましたけどもう、ラジオに舞い降りた蝶ですね」「恋愛サーキュレーション本当に聴きたくて、でも舞台裏で裏配信やらされてたし、次の準備でセンターステージの下で聞いてました」と感想を語った。

 2組目の森三中・黒沢かずこはタンクトップにスパンコールの衣装で「キューティーハニー」を熱唱、登場するやそのインパクトに客席は爆笑、ステージ上の階段で滑るなどのハプニングがありながらも「坊や、脱サラした境地はどう?」など佐久間氏をあおる。佐久間氏も「イカれてる」「リハと全然違うじゃねえか」「にじり寄ってくるところが怖かった」と驚いていたが、本番でのハプニングには黒沢もラストのMCで「次はキューティーハニーちゃんとやりたいです」とリベンジを誓っていた。

 さらに3組目のはんにゃ・金田哲が、佐久間氏がプロデューサーを務めた番組「ピラメキーノ」から生まれたユニット「オンナラブリー」のメンバー「さとプー」としてダンサーと共にギャル風のメイクと衣装で登場、「Onaraはずかしくないよ」を歌うも佐久間氏には「黒沢の後だと弱くない?」と評されていた。

 4組目には三四郎・相田周二がしゅーじまん名義で今年リリースした「Standby」をしっとりと歌い上げ、黒沢・金田・佐久間氏との4人で「オールナイトニッポン」の歴史にまつわるマニアックなクイズに挑戦した。

 5組目にはRHYMESTERが出演し、ラップ混じりの「Future is Born」でボルテージを上げ、「Back&Forth」「梯子酒」「初恋の悪魔~Dance With The Devil~」「The Choice Is Yours」の5曲を披露。TBSラジオへの出演が多いメンバーの宇多丸は「赤坂(TBS)臭が強いのに呼んでくれてありがとう」と局を超えての佐久間氏との交流を楽しみ、チュロスペンライトで黄色く染まった客席には「安倍なつみとタンポポの卒業公演を思い出すね」とコメントしていた。

 ここでチュロスペンライトを使った観客との「チュロ上げゲーム」のコーナーになり、ステージから花澤、客席から宇多丸も参加して本物のチュロスを食べるシュールなパフォ―マンスも展開された。

 そしてトリとなったサンボマスターは「ヒューマニティ!」「孤独とランデブー」「できっこないを やらなくちゃ」「花束」の4曲を歌い、「こんな楽しいフェスだけど、まだ歌ってないやつがいるぞ!」と佐久間氏を呼び込み、一緒に「世界をかえさせておくれよ」を歌った。

「46歳にもなってこんなとこで歌うなんて経験があるんですね」と感慨深げな佐久間氏は、ライブの終わりにトロッコに乗って場内を一周。「46歳トロッコおじさんです。テレ東やめてトロッコ乗ってます」など、恥ずかしげながら観客にレスポンスを送った。

 最後に「イカれたラジオリスナーの祭典ですね」「皆さん毎日いろいろなことがありますけど、ラジオ最高!」「アニソンにヒップホップ、ロックにお笑いと、いろんなジャンルを横断的にやりたいと思ったイベントができるなんて、ありがとうございます!」と佐久間氏が自身の夢が実現したライブへの思いを語って締めくくった。

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