元「雨上がり決死隊」のタレント・宮迫博之が28日、カバーアルバム「セカンドプロポーズ」を2023年1月25日にリリースすることを発表した。

　これまで多くの紆余曲折があった宮迫の芸人人生。同作は、そんな宮迫を陰で支えつつ、苦楽を共に歩んできた妻に対するこれまでの感謝や、「この先の人生における相手を労りながら歩んで行きたい」とする真摯（しんし）な気持ちを込めたカバーアルバムだ。

　この発表はフォロワー数136万人、総視聴回数4億3700万回を誇る宮迫の公式YouTubeチャンネル「宮迫ですッ！」で公開され、宮迫がレコード会社に呼び出され、いきなり役員面談を受ける様子や、制作会議でアルバムコンセプトやタイトル等をすり合わせていく様子などを紹介。アルバム制作過程の一端を興味深く垣間見ることができる。

　アニソンシンガーになることが幼少期からの夢だったこともあり、歌うことに対しては特別な思いがある宮迫。山口智充とのボーカルデュオ「くず」ではその説得力あるボーカルを披露し一世を風靡（ふうび）した。また、「宮迫ですッ！」でも多数の名曲を“歌ってみた”企画としてカバー。その実力を知るファンからは「カバーアルバムをリリースして欲しい」とのリクエストも多く、宮迫も「いつかそんなアルバムがリリースできたら」と考えていたが、今回はレコード会社との考えも一致し、満を持した形でリリースする運びとなった。

　動画の終わりでは、視聴者に対し「最高のアルバム作りますのでできたらマジで買ってね」とアピールも忘れないなど意欲も十分だった。

　収録曲には良いことや悪いことを含め、その時々の自身の思いを代弁する「シングルベッド」（シャ乱Q）、ひまわりの約束（秦基博）ほか、宮迫が選曲した全10曲に、ボーナストラックとして、“今思う感謝の気持ち”を最も反映したオリジナルナンバー、「セカンドプロポーズ」を併せた全11曲を収録。来年1月の発売に合わせ、各地でリリースイベントの開催も予定している。

　イベントを含む今後のリリースに関する動きは、YouTubeチャンネルや、公式ツイッター、インスタグラムなど、各SNSで情報解禁していくとのことだ。