お笑いタレントのくっきー！（野性爆弾）が14日、都内で行われたFenderのギターとベースの新シリーズ「American Vintage II 」ローンチ記念イベント＆FenderNews公開取材特別トークライブに登場した。当日は、ベーシストのハマ・オカモト（OKAMOTO’S）も登壇。バンド「ジェニーハイ」でベースを担当するくっきー！はハマとともに同シリーズを試奏した。

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　MCから「Fenderとの出会いはどんな形でしたか」という質問があがると、ハマが「幸運なことに楽器屋さんの入門セットがFenderでした。あと、中学2年のときにバンド『東京事変』がデビューして、亀田（誠治）さんのことが好きになって、何を使ってるんだろう。Fenderだ。本当にそういう出会いでした」と回答。くっきー！は「Fenderは神々しくてなかなか買えなかったんですよ。超絶テクニックがないと試奏とか、照れくさいじゃないですか。だから、なかなか手を出せなくて。初めて買ったのは子どもにあげたくて、赤のストラトの小さいのでしたね」と明かし、「子ども大事にしてるんだー」と自身をアピールした。

　また、MCが「Fenderのいいところはどこだと思いますか」と聞くと、ハマは「僕は工場も行かせてもらいました。オートメーションなのかなというイメージをお持ちかもしれませんが、皆さんが思っているより人の血が通っていると思う。モデルとして量産はされていますが、個体差もあるんですよね。愛着を湧かせられるポテンシャルを持っているというか、自分が寄せていくような、そういうことのできる楽器で、それが魅力です」と力説した。

　くっきー！は「僕なんかド素人なんで。見た目がいいのは当たり前のことで、布団針で耳を突き刺されるような、耳をつんざく感じがいいですね。憧れた人、好きな人が大体Fenderを持っていることが多いですね」と独特な比喩で評価をしていた。

「American Vintage II」はフェンダーのヴィンテージ系統ギターの新シリーズ。1950年代から70年代に掛けて Fenderの歴史を彩ってきた数々の名モデルを、当時の仕様を忠実に再現し、本物のクラフトマンシップとトーンのエッセンスを凝縮した。同シリーズの発売を記念してアメリカと東京の2拠点でポップアップイベントを開催。東京では、表参道「BA-TSU ART GALLERY」にて15日まで実施する。