AKB48の清水麻璃亜が30日、都内で行われたBS-TBSの木曜ドラマ23「帰らないおじさん」（10月6日スタート、毎週木曜、午後11時～）の記者発表記者会見に、主演の光石研、共演の橋本じゅん、高橋克実とともに出席した。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

　原作は雑誌「イブニング」（講談社）で2020年に連載を開始した西村マリコ著の同名タイトル。働き方改革によって“アフター定時”という自由な時間を得たおじさんたちが、自らのアイデアによる“金のかからない楽しみ”を見出し、それを謳歌する姿を描く。

　おじさんたちを陰で“おじキュン”しながら見守るOL・松永麗子役を演じる清水は、ベテラン俳優3人と共演しての感想を求められると「初日はご飯が食べられないくらい緊張していたんですけど、蚊がたくさんいたおかげで御三方が『蚊がたくさんいて大変でしょ』ってたくさん喋りかけてくださったり、『緊張しなくていいよ』って初日からおっしゃってくれて緊張がほぐれました。同世代の女性が1人だったので寂しいかなと思ったんですけど、本当にたくさん笑わせてくださってすごく楽しかったです」と3人に感謝し、「スタート直前まで御三方はふざけているというか（笑）、素晴らしいギャグセンスで私を笑わせてくれたので、『スタート』ってなったら私は笑いを堪えるのに必死でした」と笑顔を見せたが、ジェネレーションギャップで何を言っているのかわからなかったと打ち明けて笑わせた。

　また、本作の撮影を通しておじさんの見方は変わったか尋ねられると「普段、アイドルとして活動しているので、いい意味で周りにたくさんおじさんがいて、ファンの方もスタッフさんもおじさんがたくさんいるので、おじさんへの抵抗みたいなものはないというか、免疫はあったんですけど（笑）、この1か月で“おじさんってかわいいんだな”って本気で思ったし、少年のようなかわいらしさがあって、リアルに“おじキュン”していました」と吐露し、「私だけじゃなくて、同世代の女性のスタッフさんとも『本当に“おじキュン”しちゃうよね』って話で盛り上がっていたので、見ている方も“おじキュン”していただけたらなって思います」とアピールした。

　さらに、どんなところに“おじキュン”したのかと追求されると「例えばケータイの文字が大きかったり、アプリを入れられなくて『どうやって入れるの？』って聞いてくださったんですけど、パスワードが思い出せなくて“かわいい”と思って、それで諦めちゃうのも“かわいい”し、いちいち“おじキュン”してしまいました」と目を輝かせ、「1番“えっ!?”って思ったのは、3人のグループラインがあったことで、“そんなの作るんだ”と思ってかわいいって思いました。なんと私も入れさせてもらってすごく幸せです」とうれしそうに話した。