桐生祥秀が10月から活動再開 6月に休養を発表、「潰瘍性大腸炎」だったことを告白
陸上男子100メートルで元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が29日、10月から活動を再開することを自身のツイッターやYouTubeで発表した。
プレッシャーと病気が休養の理由
陸上男子100メートルで元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が29日、10月から活動を再開することを自身のツイッターやYouTubeで発表した。
桐生は6月17日、「陸上人生でこれから何がやりたいのかしっかりと考える時間」とし、「少しお休みします。練習もまたどこかのタイミングでやり始めます。強くなって戻ってきます」などと、休養することを発表していた。
この日、「お久しぶりです。休養をいただいてから数ヶ月がたち、また10月から活動を再開していきます」と再開を発表。
「休みをいただいた経緯など動画で話しました。話がまとまってない所もあるかもしれませんが今伝えたい事を自分の言葉で話しました」とYouTubeで理由についても明かした。
休養を決断した理由について「プレッシャーと病気」とした。
プレッシャーについては「記者の人になぜ9秒台が出なかったのかを聞かれる」と振り返り、大きな重圧を受けたことで“走ることが楽しい”という価値観が変化したことを明かした。
また、病気については大学2年生の時に難病である潰瘍性大腸炎と診断されたとも告白。当時は「酷くなったら引退かな」と思っていたと明かした。
年内は大会には出ないとも報告。来年以降に向けての練習や活動を進めていくとした。