都議会議員&プロレスラーの二刀流 DDT川松真一朗の覚悟「東京にカネの雨を降らす」

「東京にカネの雨を降らせる」「都議会議員も表。プロレスラーも表。両方とも表の顔。裏の顔はない」……“闘う都議会議員”川松真一朗の決意は固かった。

“闘う都議会議員”川松真一朗の勇姿【写真:柴田惣一】
“闘う都議会議員”川松真一朗の勇姿【写真:柴田惣一】

9月25日、DDT東京・後楽園ホール大会に参戦

「東京にカネの雨を降らせる」「都議会議員も表。プロレスラーも表。両方とも表の顔。裏の顔はない」……“闘う都議会議員”川松真一朗の決意は固かった。

 DDTの9月25日、東京・後楽園ホール大会で“闘う区議会議員”西村修と議員コンビを結成し、彰人、納谷幸男組と対戦する川松。「DDTの副社長・彰人選手、そして大相撲マニアでもあるので、名横綱・大鵬さんのお孫さん、納谷幸男選手と闘えるなんて夢のよう」と目を輝かせた。

 パートナーの西村とは先日、都内・回向院にある“神様”カール・ゴッチさんのお墓にお参りしたばかり。「ゴッチさんのストロング・スタイルは、プロレスの、すべてのファイト・スタイルの土台」と神妙だ。

 東京・墨田区両国に生まれ育ったとあって、大相撲は小さいころから身近だった。相撲部屋に遊びに行き、同級生には名力士の息子や孫がいる。「相撲、柔道、柔術、ラグビーなど、色んな格闘技、スポーツに親しんだ」とにっこり。

 プロレスもユニバーサルのルチャ・リブレに始まり、新日本プロレスのストロング・スタイル、両国中学校の大先輩・天龍源一郎のWAR、パンクラスの格闘技スタイル、FMW・ハヤブサの華麗な空中殺法、大相撲、全日本プロレス時代から友人である大日本プロレスの浜亮太……様々な団体、スタイルを幅広く楽しんでいるという。

「DDTは大学の先輩であるKUDOさんが主力だった初期のころから見ていた。先の8・20大田区大会に地元の知り合いが応援に駆けつけてくれたけど、ほとんどの人が初めてのプロレス観戦だった。皆さん『面白い。色々な闘いがあるね』と喜んでくれた。自分がDDTそしてプロレスへの入り口になれれば嬉しい」と、表情が改めて引き締まった。

 テレビ朝日にアナウンサーとして入社したのもスポーツ中継の実況をしたかったから。「ワールドプロレスリングの吉野アナは先輩、野上アナは後輩。僕はプロレスは担当しませんでしたが…」と照れ笑いを浮かべる。

 地元・両国国技館のリングに上がるのが夢だ。「たくさんの知人の前で頑張れたら最高。何度も足を運んでいる国技館だけど、自分がそこで闘えたら、8・20大田大会の時の様に、真っ白になってしまうでしょうね」と力強い視線が宙を見据えた。

 50メートル走は5.8秒。運動能力は折り紙付きだ。「でも『運動能力と運動神経は別物だな』と、よくからかわれた」と苦笑いだが、大学ラグビーではフォワードの4番やチームの要であるナンバー8で活躍。そのポテンシャルは間違いなく高い。

ゴッチさんのお墓を掃除する西村修(右)と川松真一朗の議員コンビ【写真:DDTプロレス提供】
ゴッチさんのお墓を掃除する西村修(右)と川松真一朗の議員コンビ【写真:DDTプロレス提供】

「トレーニングしている時間が、無心になれる」

 都議会議員として、主に取り組んでいるのが「教育と地域医療」。墨田区は独自のコロナ対策に積極的に乗り出し注目を集めた。「国、都、区。調整が大変だったが、少しは貢献できたかな」と胸を張る。

 公務にトレーニングに忙しい日々を送っている。「トレーニングしている時間が、無心になれる。趣味というか、僕にとっての癒しかな」とポツリ。

 現在、体重は90キロ。95キロから無駄な贅肉を落としている過程だが「闘う筋肉で100キロにしたい。皆さんに少しでも追いつくために、体も技も磨いていきたい」と覚悟を固めている。

 都議会議員そしてプロレスラー。二つの表の顔で「一生懸命にやるしかない」と真っすぐに前を見つめる川松真一朗に期待したい。

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