お笑いコンビ「かまいたち」がMCを務め、久代萌美がスタジオアシスタントを担当する番組「形から入ってみた」が、19日と26日の2週にわたり、午後11時56分からTBS月バラナイト枠で放送される。

　同番組では、“形から入る”という言葉に着目し「人は形から入ってみたら中身まで変わることはできるのか？」というテーマに沿って、1か月間、他人の生活スタイルを完コピしてもらい、その様子を密着取材。人の変化を見守っていくという実験番組だ。

　1夜目となる19日には、「倦怠期の芸能人夫婦が超ラブラブ有名人夫婦の形から入ってみた」「ドケチ社長が叶姉妹の形から入ってみた」を放送する。

“倦怠期の芸能人夫婦”として、結婚7年目で倦怠期に入っているというやしろ優＆野村辰二（笑撃戦隊）夫妻が登場。2人が形から入るのは超ラブラブな有名人夫婦として知られる、横浜DeNAベイスターズ元監督のアレックス・ラミレス氏と妻の美保さん。「ハグは1日5回以上」「腕立て伏せを3分間で100回」「サルサを歌いながら料理」「“パピー”“ベイビー”と呼ぶ」などの“ラミレス夫婦の形（ルーティン）”10項目を実践する2人に、どのような変化が訪れるのかを観察する。

　続いて、叶姉妹に憧れているという2人の女性社長、馬場彩月さん、釜谷あすりさんが登場。しかしこの2人は「ドケチ」。馬場さんは年下の女性社員にもご飯をおごったことはなく、住んでいる港区内の移動は自転車で、月に使う生活費は10万円以下。釜谷さんは5歳からレシートをノートに貼って収支をまとめ、赤字になったことがないという。“とにかくドケチな自分を変えたい”という思いで2人の社長が挑んだのはセレブの象徴・叶姉妹の形。「起きたらメロンと水」「毎日最高級肉を食べる」「欲しいものは“叶買い”」「下着はアクセサリー」という、謎めいた“叶姉妹の形”10項目を実践する。

　以下はかまいたちのコメント。

○山内健司
「今日見た中で、自分も“形から入ってみた”ら、意味がありそうなものも何個かあったので、取り入れてみようかなと思いました。ラミレス夫婦の“形”は、倦怠期を迎えているご夫婦にぜひおすすめしたいです。この番組を形から入ってみるきっかけにしていただきたいですね。きっかけがないとできないと思うので。我が家もハグはするようにします（笑）。サルサダンスもしてみます！　キッチンで、真顔で（笑）。ちょっと偉そうな言い方になりますが、皆さん。形から入ってみろや!!」

○濱家隆一
「“形から入る”ことで、お互いの気持ちがわかるっていう面白い試みだなと思いましたね。形から入るって言葉には多少ネガティブな印象がありましたが、見てみたら結果も出ていますし、ポジティブな印象になりました。今回4つの“形”を収録しまして、でも色々あったんでオンエアでは3つになっているかもしれませんけど（笑）。

　次回があったら、制作側と出演者を逆にして僕たちが制作サイドの形から入ってみたいですね。出演者のときはここをオンエアに使うのか、ここ使われなかったのか、とか思うこともありますけど、制作側の意図も見えてくるのかなと。そんなことしたら撮れ高のことしか考えへんタレントみたいになってしまいそうですけど（笑）。

　チャレンジへの第一歩として、形から入るというのを見ていただく皆さんにもやってみていただきたいなと思いますね！　なかなか踏み出せない方っていると思うんですが、変わっていく楽しさを捉えた番組だと思うので、そのあたりにも注目していただけたらと思います」