コロナ禍でKY旅行強行の息子へ父親が大激怒「こっちに来るな!」 米国で起きた“親子喧嘩”が話題

帰宅した息子に対し「そのまま、そこにいろ!それ以上こっちに来るな!」と父親は入室を断固拒否

 一方、コロナ感染拡大の中、友達との旅行を強行した息子だが。サウス・パドレ島では地元警察から指導を受けた様子だ。

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「基本的には島に他に誰もいなかった。警察が自分たちのお楽しみの時間を台無しにしようとしている様子だったんだ」とマットさんは告白。帰途についたが、フライトの最中にニューヨークのラガーディア空港のコロナウイルス発生が確認されたため、テネシー経由に変更となったという。

「乗客は慌てていた。みんな、なるべく距離を取るようにしていた。でも、帰宅できたんだ」と振り返った息子は父親にテネシーまで出迎えをリクエストしたが、父親は頑なだった。「絶対無理」と一蹴されたという。

 自宅の扉を叩いた息子を、ピーターさんは扉越しに対応したが、「そのまま、そこにいろ!それ以上こっちに来るな!」と一喝。家に入れることは断固として許さなかったという。

「マットの車のトランク満タンに食料を入れてあげた。300ドルの現金入りの封筒も渡したんだ」

 コロナの感染拡大から隔離生活の続く米国で、ピーターさんは感染不明ながら旅で不特定多数の人々と接触してきた息子よりも、家族の感染のリスクを排除する選択を下した。

 仕方なくマサチューセッツ州のスプリングフィールド大に向かったマットさんと友達に対し、父親は「息子を愛しているが、ここで寝ることはない。トイレに行きたければ、茂みにいけ!と言ったんだ」と話したという。

 現在は休校中。6月で息子の大学近くの部屋の契約切れとなるが、「両親はどっちも帰宅を希望していない。リスクが大きすぎる」とピーターさん。再三の制止を振り切った息子はしばらく帰宅を許されない方針という。

 コロナ禍で“KY旅行”を強行した息子に対する父親の怒りは米国で波紋を広げている。

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