アイドルグループ「日向坂46」初のニッポン放送レギュラー番組「ひなこい presents 日向坂46松田好花の日向坂高校放送部」（毎週土曜、午後10時）の公開収録イベントが27日、東京・時事通信ホールにて開催された。

　同番組にとって今年3月以来となる、第2回公開収録イベント。今回は、抽選で招待した番組リスナーとゲームアプリ「ひなこい」アプリユーザー約150人を会場に迎えたほか、オンライン配信でも約100人のリスナーが参加し、メッセージや質問を通じて交流しながらの公開収録となった。

　大きな拍手でステージに迎え入れられた松田好花は「1年もたたずに2回目をやらせてもらえるのは、リスナーさんのおかげです！」と、リスナーへの感謝を見せた。そして会場限定のオリジナルグッズ「やっほっ水」でリスナーと乾杯し、公開収録のスタートを切った。

　続いてスペシャルゲストとして、ともに番組2度目の出演となる、1期生の高本彩花、3期生の高橋未来虹（高の正式表記ははしごだか）が登場。2人にとっては初めての公開収録で緊張しているかと思いきや、高本は「日向坂46の1期生ですけど、そんなの関係ない。このちゃんに頼るつもりできました！」、高橋も「私は3期生なので、そもそもお任せするつもりで」と、松田への信頼をのぞかせた。

　しかし、公開収録への心構えはリサーチしてきたようで、前回の公開収録のゲストである森本茉莉と山口陽世に話を聞いてきたと言う高橋。その際、山口から「（リスナーとの距離が）近いよ！」という言葉をもらったそうで、それを会場で実感。「最前席の人からは、公開収録にかける意気込みを感じる！」とも語り、ファンのグッズや持ち物で盛り上がる場面もあった。

　そしてこの回がスペシャルウィークでの放送予定ということで、特別企画「目指せネットニュース!誰にも言ってないんですが…実はこんなことがありました!!!」が実施。まだどこにも出してない新情報を公開し、積極的にネットニュースに拾ってもらおうというこのコーナー。それぞれから新情報や、思わずドキッとしてしまう情報が次々と飛び出し、会場は大いに盛り上がった。

　2本目の公開収録では、オープニングから3人全員でのトーク。1本目の感想を聞かれると、高橋は「出ていないときなのですが、横からお客さんの反応を近くで見られるのが楽しかったです！」と公開収録ならではの楽しみ方を語った。また「プライベートでメンバーにあったことはありますか？」というリスナーからの質問に対し、高橋も松田も、メンバーの佐々木久美の名前を挙げ、その“バッタリエピソード”に会場は爆笑に包まれた。

　続いては通常放送でも行っているコーナー「真夜中の松田さん」「あなたの「好き」を伝えて!“いまこい”」へ。今回は公開収録の特別版として高本と高橋も参加し、それぞれに寄せられたメールや、今はまっているものの紹介をした。

　さらに公開収録の終盤には、サプライズでとある人物からのビデオメッセージが届き、3人ともとても驚いた様子だった。

　公開収録を終えた松田は「今年3月に第1回公開収録イベントをさせていただき、そこからすぐ第2回の公開収録ということで、とてもありがたいです。前回よりも規模が大きくなり、より多くの方に楽しんでいただけたと思います。ただただ温かくて楽しい空間で、ここならずっと話していられるな、と思う公開収録でした。これからもより成長できるように、そして第3回イベントをできるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と感謝を述べた。

　公開収録の模様は9月3日と10日にニッポン放送で放送予定。