なかやまきんに君、生きがいを感じるのはボディービル「お笑いはよく分からない」
お笑いタレントのなかやまきんに君が22日、都内の渋谷ストリーム稲荷橋広場で開催された「セインツロウ」マッスル打ち水フェス2022に登場した。
28日には全日本マスターズボディビル選手権大会に出場
お笑いタレントのなかやまきんに君が22日、都内の渋谷ストリーム稲荷橋広場で開催された「セインツロウ」マッスル打ち水フェス2022に登場した。
オープンワールド・クライムアクションゲーム「セインツロウ」のシリーズ第5作目(8月23日発売)の発売に先立ち行われた本イベントは、パーティー好きなゲーム内のキャラクターに合わせてフェス形式で開催。暑すぎる渋谷の気温を下げるべく、イケメンなマッチョ軍団が打ち水を実施した。
ゲームに登場するギャング風のスーツで登場したきんに君は、リアルなゲームの世界、きんに君にそっくりなオリジナルキャラクターが公開され、「実際に自分が町中にいて行動している気持ちになれる。とにかくリアルですね」と大興奮。打ち水をテーマにした新ネタを披露すると、“マッスル打ち水”だけにダイナミックに水をまき散らし、会場に集まった人々を喜ばせた。
質疑応答では、「キャラクターを自由にカスタマイズできるのはうれしい。特に筋肉の鮮明度を決めれるのは最高ですね。今は筋トレブームだし、それに合わせて筋肉、血管まで決められる、このリアルさにハマる要素があると思います」とアピール。プライベートのゲーム事情について聞かれると、「人生がゲームのようなものですから」とカッコよく決め、「筋トレもゲームといったらなんですが、何が起こるか分からない。このゲームはギャングとして成り上がっていくが、筋肉も細い状態から作り上げて行き、大きな筋肉、ボディービルダーに成り上がっていく。筋肉人生自体がゲームだと思っています」と語った。
28日には全日本マスターズボディビル選手権大会に出場。大会へ向けては、「最後の一週間が重要。体脂肪を削るかというよりは、皮膚を薄くして血管をどれだけ出せるか。血管を出すが、筋肉を張らせないといけない。水分を減らし過ぎると、血管は出るが、筋肉の張りは無くなっていく。この調整がむずかしい」と、コンテスト直前の苦悩を明かした。
「お笑いとボディービル、どちらに生きがいを感じる?」という質問には、「完全にボディービルですね。筋肉は刺激を与えて、しっかり栄養と休養を取れば確実に応えてくれる」と即答。「お笑いはよく分からない。その時々によって、何も起こらないことがある。何故なのでしょうか……」と考え込んでしまった。
ゲームにちなんで筋肉芸人としての“全クリ”を聞かれたきんに君は、「デビューして23年、これが終わったら筋肉芸人が最後。ラストシーンが自分の中にある」と告白。「イベントを開かせていただいて、オープニングで登場する時にボン・ジョヴィさんが生バンドで『It’s My Life』を演奏してくれる。そして、スパゲティーにチーズをかけたい人と客席に言ったら、手をあげたのが(アーノルド・)シュワルツェネッガーさんで一緒にチーズをかける」と壮大な夢を明かしていた。