お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜が16日、東京・東池袋の東京建物Brillia HALLで行われた舞台公演「シュレック・ザ・ミュージカル」（28日まで）の初日会見に出席した。

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　同ミュージカルの原作である「シュレック」は米映画会社ドリームワークスが01年に制作し、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した大ヒットアドベンチャーコメディー映画。仲間との絆や真実の愛、困難に立ち向かう姿など普遍的テーマをジョークやパロディー満載で描き、公開から20年たった今でも世界中で愛される名作だ。そんな映画「シュレック」をもとに08年に米ブロードウェーでミュージカル化され大好評を博した話題作が、今回日本初上陸した。

「シュレックじゃねぇよ！」のギャグで知られる近藤は今回、同ミュージカルの応援サポーターに就任。ステージに駆け付けた近藤はシュレックの肌の色と合わせた緑色の衣装で「応援サポーターは私しかいないと思ってました」とドヤ顔。ギャグについて「もう10年以上言わせてもらっていて不思議な縁を感じます」と語ると、シュレック役で主演している俳優のspiは「春菜さんがずっと“シュレック”と言ってくれていたからこの舞台ができました」と感謝していた。

　最近は女優活動も行っている春菜。同ミュージカルに出演するなら何の役をやりたいかと聞かれると「ピノキオですね。子どもたちにウケてましたから。鼻を伸ばすシーンをやりたいと思いました」とアピール。これにspiは「バッチリじゃないですか。ピーターパンもあります」とステージ共演を切望しながらさらに「シュレックをダブルキャストでやってもらえたら。ノーメークでどうぞ」とオファー。春菜は「自分でやるもんじゃないですよ」と苦笑しながらやんわりと辞退した。

　この日、春菜は客席でステージを観劇し、「シュレックってアニメだからこそできる世界ですが、ミュージカルは想像を超える仕掛けがあって面白かった。キャストの特殊メークや歌唱力、演技に感動しました」とPRしていた。共演は福田えり、吉田純也、泉見洋平ら。