“元宝塚トップ娘役”夢咲ねね&綺咲愛里、「東京ラブストーリー」出演「一瞬でこの世界に没頭」

ミュージカル「東京ラブストーリー」の製作記者会見が2日、都内で行われ、出演する柿澤勇人、笹本玲奈、夢咲ねね、濱田龍臣、唯月ふうか、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子のほか、演出の豊田めぐみ氏、音楽を担当したジェイソン・ハウランド氏も参加し、同作をアピールした。

ミュージカル「東京ラブストーリー」の製作記者会見が行われた【写真:ENCOUNT編集部】
ミュージカル「東京ラブストーリー」の製作記者会見が行われた【写真:ENCOUNT編集部】

綺咲「ミュージカルとして、どういう形になるのかとても楽しみ」

 ミュージカル「東京ラブストーリー」の製作記者会見が2日、都内で行われ、出演する柿澤勇人、笹本玲奈、夢咲ねね、濱田龍臣、唯月ふうか、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子のほか、演出の豊田めぐみ氏、音楽を担当したジェイソン・ハウランド氏も参加し、同作をアピールした。

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「東京ラブストーリー」は柴門ふみ氏による漫画で、東京に生きる若者の恋愛模様を描いた。1991年にドラマ化され大ヒットとなったが、ミュージカル化されるのは今回が初。原作はバブル時代の日本が舞台だが、ミュージカル版では2018年春から2019年春という設定に置き換え、永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4人を中心とした恋を紡ぐ。4人を演じる役者は、「空」「海」の2チーム制ダブルキャストとなる。

 メインキャストとなるカンチ役の柿澤は「コロナ禍の日本でオリジナルミュージカルを作るのは無謀なんじゃないかと思う方がいるかもしれない。でも、数年後に『俺たちすごい頑張ったよね』、見てくれた方が『すごいことやっていたんだよね』と思ってもらえるように、カンパニー一同、稽古に励み、日本公演を成功させたい」と力を込めた。

 宝塚歌劇団の元トップ娘役の夢咲は、カンチが高校時代から思いを寄せる関口さとみ役で出演する。テレビドラマ版「東京ラブストーリー」が好きと話す夢咲は、「楽曲が入ることによってこのメンバーで今しかできない『東京ラブストーリー』ができる。新しく生まれ変わるんだ、と思った。私自身、早く稽古に入りたいと思っている。ぜひ楽しみにしていてください」とファンに呼びかけた。

 同ミュージカルには、夢咲と同じく宝塚歌劇団の元トップ娘役だった綺咲も参加。綺咲は両チームに共通キャストとして長崎尚子を演じる。オファーを受けてテレビドラマ版を視聴した綺咲は「一瞬でこの世界に没頭して本当に大好きな作品になった」とにっこりで、「(楽曲は)胸が踊るような、体が思わず動いてしまうような曲。早くミュージカルとして、どういう形になるのかとても楽しみ。空チームと海チーム、どちらとも関わるのでそこも楽しみながら精一杯演じたい」と声を弾ませた。

 同ミュージカルは11月27日から12日18日まで東京建物 Brillia HALLにて上演され、その後は大阪、愛知、広島も巡る予定。

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