格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」（2日、沖縄アリーナ）の公開計量が1日、沖縄県内のホテルで行われた。山本美憂（KRAZY BEE / SPIKE22）が計量会場の登場し、自慢のボディーを披露した。山本は49キロジャスト、対する大島沙緒里（AACC）は47.90キロで契約体重の49キロを下回りクリアした。

　2人の登場は対照的だった。普段通り爽やかな笑顔で現れたのは山本だ。前回よりもバキバキではないが、引き締まったボディーからは自信があふれ出ていた。会場も独特な雰囲気に包まれた。

　対する大島は硬い表情。「山本美憂選手と戦うために今まで1番頑張ってきました」と声を震わせながら公開計量に臨んでいた。

　47歳の山本は昨年11月に行われた「RIZIN.32」でRENAに敗れて以来、224日ぶりの再起戦だ。試合直前インタビューでは大島対策として「格闘代理戦争」で名を上げ、現在、格闘技団体「ONE」で活躍中の平田樹と稽古を積んできたことを明かしていた。

　現DEEP JEWELSアトム級王者の大島は双子の娘がいる2児のママ。5月には須田萌里を1Rキムラロックで沈めている。

　女王の覇気を放つ山本か静かに闘志を燃やす大島か、期待が高まる。