「カーセンサー」若き女性編集長が“ごつい”アメ車を愛する理由 彼氏とケンカ中に購入

愛車ジープ・ラングラーはアウトドアな雰囲気が満載だ(一部に加工処理をしています)【写真:山口比佐夫】
愛車ジープ・ラングラーはアウトドアな雰囲気が満載だ(一部に加工処理をしています)【写真:山口比佐夫】

「無地のスエットを有名セレクトショップの選ばれし品に見せてくれる」

 愛車ラングラーで「気持ちが暗くなったら、好きな音楽を爆音で流してちょっと遠回りしながらお気に入りのカフェにパフェを食べにいく」といい、日常に寄り添っているそうだ。

 ラングラーの内部には防水シートをかぶせており、外観もアウトドア感満載だが、「私はもともと超インドア派で、見かけだけです(笑)。キャンプにもほとんど行ったことがありませんが、このアイテムはかわいいので付けてます!(笑)」。

 おしゃれな女性がごつい車に乗っていることは、いい意味のギャップがある。本人の受け止めを聞くと、「むしろ『おしゃれな女性』に見えたのなら狙い通りです! ラングラーのようなごついSUVに乗っているとただのTシャツ&ジーンズでも、あえて選んでいるオシャレな人っぽく見えるので、しめしめという感じです。でも実際は全身プチプラブランド! 無地のスエットを有名セレクトショップの選ばれし品に見せてくれるラングラー、ありがとう!」。“映え効果”にも大満足という。実際にこの日の服装は、黒トップスにデニムのラフな服装で、全身某有名ファストファッションブランドのアイテムだった。

 カーライフとは「必要な無駄!」と言い切る。その心は「クルマがなくても生きていけるかもしれませんが、あれば、もうちょっと豊かに生きることができます。その豊かさもいろいろ。今の私だと、『維持できているってことは自分の心やお財布にちょっとは余裕がある状態ってことだ! ナイス!』っていう精神的豊かさに直結してます。半分ハッタリですけど(笑)」と説明する。

 編集長としてカーセンサーの展望をどう考えているのか。「自動車の魅力は、機械や生活必需品としての需要と趣味・娯楽、愛好する存在としての需要がそれぞれ発展していることだと思っています。この両側面を全力で肯定し続けるメディアでありたいです。便利な乗り物としての良さも、“家族”や“推し”のような愛情を注ぐ先としての良さも、どちらも発信したいし『どちらが素晴らしいか?』ではなく『どっちも素晴らしいじゃん!』と、発信していきたいです」と、熱く語った。

次のページへ (3/3) 【写真】純正カラーが自慢! カーセンサー女性編集長の“ごつい”愛車の実際のショット
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