「トップガン マーヴェリック」が初登場1位 「呪術廻戦 0」は歴代興収14位でフィニッシュ

28日、29日の映画動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「トップガン マーヴェリック」(東和ピクチャーズ)が初登場1位となった。

トム・クルーズ【写真:ENCOUNT編集部】
トム・クルーズ【写真:ENCOUNT編集部】

28日、29日の映画動員ランキングが発表

 28日、29日の映画動員ランキング(興行通信社調べ)が発表され、「トップガン マーヴェリック」(東和ピクチャーズ)が初登場1位となった。

「トップガン マーヴェリック」は、1986年にトム・クルーズ主演で公開され、世界的ヒットとなったスカイ・アクションの続編。土日2日間で動員52万5000人、興収8億2500万円をあげ、初登場1位に輝いた。公開初日から3日間の累計では、動員74万7000人、興収11億5800万円の大ヒットスタートとなっている。アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”に、史上最高のパイロットでありながら、常識破りの性格で組織を追いやられたマーヴェリックが教官として帰ってくる。監督は「オブリビオン」に続いてトム・クルーズとタッグを組むジョセフ・コシンスキー。

 2週連続1位だった「シン・ウルトラマン」(東宝)は、土日2日間で動員22万9000万人、興収3億4400万円をあげ、2位に続いた。累計成績は、動員180万人、興収27億円を突破している。また、前週2位に初登場した「映画 五等分の花嫁」(ポニーキャニオン)は、ワンランクダウンの3位となっている。

 既存作品では、公開7週目を迎えた「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(東宝)が4位に続き、累計で動員598万人、興収83億円を突破。公開6週目となる「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(東宝)は前週と変わらず5位をキープし、累計で動員150万人、興収18億円を超えた。

 また、昨年12月に公開されてからヒットを続けていた「劇場版 呪術廻戦 0」(東宝)が、5月29日で劇場公開を一斉終了し、最後の舞台挨拶の模様を全国342館で中継したこともあり、8位に再びランクインした。累計成績は、動員980万人、興収137億5000万円となり、歴代興収ランキングでは14位まで押し上げた。

 室町時代に実在し、人々を熱狂させた能楽師の姿を、湯浅政明監督がポップスターとして描いた長編ミュージカルアニメ「犬王」(アニプレックス/アスミック・エース)は惜しくも11位のスタートとなった。

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