7月スタート“月10”は波瑠主演「魔法のリノベ」 間宮祥太朗がシングルファーザー役

7月スタートのカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”が、波瑠主演の「魔法のリノベ」に決定した。住まいに新たな価値を創り出す住宅リノベーションをテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という“魔物”に立ち向かう主人公たちが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。

波瑠(左)と間宮祥太朗【写真:(C)カンテレ】
波瑠(左)と間宮祥太朗【写真:(C)カンテレ】

波瑠が演じるのは、男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公

 7月スタートのカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”が、波瑠主演の「魔法のリノベ」に決定した。住まいに新たな価値を創り出す住宅リノベーションをテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という“魔物”に立ち向かう主人公たちが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。

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 波瑠が演じるのは、大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(しんぎょうじこうめ・30)。そんな小梅とタッグを組む、営業成績0点でバツ2シングルファーザーの長男・福山玄之介(ふくやまげんのすけ・33)を、間宮祥太朗が演じる。波瑠と間宮の共演は、「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(2016年/カンテレ・フジテレビ系)、「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」(20年/日本テレビ系)以来、3回目となる。

 ある日、「まるふく工務店」に営業職として転職してきた小梅。前職では経験に基づく豊富な知識と優れた観察眼を武器に、営業エースとして順風満帆な会社人生を送っていたが、30歳を目前に“大きなしくじり”に見舞われ、退社を余儀なくされることに……。

 連続テレビ小説「あさが来た」(15年後期/NHK)でのヒロインをはじめ、数々の作品で鮮烈なインパクトを残し、いまや老若男女から愛される国民的女優となった波瑠。これまでさまざまな役柄の女性を自然体で好演してきた彼女が演じる小梅は、同世代の働く独身女性を等身大に描いたキャラクター。特殊な能力や個性的な性格を持つヒロインではなく、真面目に仕事に取りくむ一方で、食べることも、寝ることも、趣味の山歩きも、友人と愚痴を言い合う時間も好き……という役どころだ。

 一方、間宮演じる玄之介は、脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始めるも、人の良さから来る押しの弱さでいまだ成約はゼロ。さらに、女性にも振り回されがちで、現在バツ2で7歳の息子を養うシングルファーザーという役どころ。さらに、物語が進むにつれて、玄之介がさらにこじれた人間関係に巻き込まれていることも発覚する。現在放送中で、地上波ゴールデン・プライム帯初主演を果たした「ナンバMG5」(フジテレビ系・毎週水曜午後10時)をはじめ、役の硬軟問わない活躍を見せ、今最も注目を浴びる若手俳優の間宮が、バツ2のシングルファーザーに挑戦する。険しい表情が売りの最強ヤンキー高校生から一転して、スーツに身を包んだお人よし営業マンへと変貌をとげた間宮の熱演にも目が離せない。

 原作は、星崎真紀による同名漫画。物件の販売・賃貸を扱う不動産業界ではなく、家の間取りや設備といった今ある住まいをより良く改築するリノベーションという新しいジャンルを描いた作品で、21年に一度好評のまま連載を終えたが、22年「JOUR」5月号より令和版の新連載がスタートしている人気作だ。

 さらに、脚本を務めるのは劇団・ヨーロッパ企画の上田誠。映画「サマータイムマシン・ブルース」、「曲がれ!スプーン」やアニメ「四畳半神話大系」「ペンギン・ハイウェイ」などの脚本を手掛け、17年には、ヨーロッパ企画の本公演「来てけつかるべき新世界」で岸田國士戯曲賞受賞。映画・ドラマの脚本だけでなく、映像制作、テレビの企画構成など、多岐にわたるジャンルで活躍している上田が、この新ジャンルのお仕事物語を、ユーモアとエンターテインメントを交えてどう描いていくのか、注目が集まりそうだ。

次のページへ (2/2) 【動画】波瑠&間宮祥太朗が登場する特報映像
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