【インビジブル】第6話 キリコによる“志村救出劇”に視聴者興奮「かっちょいい!」

俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第6話が20日に放送された。

志村の危機を救ったキリコ(柴咲コウ)【写真:(C)TBS】
志村の危機を救ったキリコ(柴咲コウ)【写真:(C)TBS】

ラストシーンで“秘密の話”「内通者いるのか、誰だ?」

 俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第6話が20日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、高橋演じる刑事・志村貴文と女優の柴咲コウ演じる犯罪コーディネーター・キリコが異色のタッグを組む犯罪エンターテインメント。裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する“インビジブル”と呼ばれるキリコ。「警察が存在すら知らない凶悪犯“クリミナルズ”」の存在を明かし、これまでの未解決事件の情報を教える代わりに手を組むよう志村に取引を持ちかけた。

 13日に放送された第5話では、本物のインビジブルが登場。キリコではなく弟のキリヒト(永山絢斗)こそが本物のインビジブルだった。

 これまでの事件はすべてキリヒトがコーディネートしており、志村の後輩・安野慎吾(平埜生成)の命を奪った3年前の通り魔事件もキリヒトが関わっていた。もともとのインビジブルはキリコとキリヒコの父親だった。犯罪コーディネーターとして、「法では裁けない人」を「必要悪」として殺害していたという。2人はインビジブルを受け継ぐため、犯罪の英才教育を受けて育った。インビジブルの仕事が嫌で仕方なかったキリコとは反対に、キリヒトはゲームのようにのめりこんだ。キリヒトの危険性に気づき止めさせようとした父は突然失踪。その父もキリヒトが殺していた。キリコは殺人コーディネーターに成り下がったキリヒトのもとを離れたのだった。

 キリヒトは姉を取り戻すため姿を現したという。しかし現在進行中の事件のターゲットを1人でも救うことができれば、キリコを諦めると言い残し、去って行った。キリヒトの予告通り、新たな犠牲者が1人発見された。その残忍な手口からキリコは、医師免許を持つ「ドクター」の仕業だと告げる。そんな中、キリヒトが電話で次なるターゲット2人を伝えてきた。どちらも経産省プロジェクトに関わっている人物で、1人はすでに殺害されていた。もう1人は中根沢建設社長・中根沢晃浩(岡部たかし)。警察が建設会社に向かうと中根沢は生きていたが、逃げてしまう。

 志村はキリコの情報から、ドクターの居場所を探しまわる。目についた古びた医院の中に入ると、白衣を着た男性・樫谷健治(吉沢悠)がいた。格闘した末に健治を逮捕した志村。しかしそこには、“殺される”ことを待っていた中根沢の姿があった。中根沢は、先にドクターに殺害された2人から手抜き工事を理由に脅されていた。中根沢こそがドクターへの殺人依頼者で、家族を守るため保険金狙いで自身も殺される予定だった。事実を知った志村の背後に、健治の母親・加代子(銀胡蝶)が現れ殴打する。加代子が本物のドクターだと悟った志村。拘束された志村は加代子に薬物の注射を打たれ、意識朦朧(もうろう)となる。

 キリヒトはキリコを呼び出し、志村を救う代わりに自分のもとに戻るよう交渉する。キリコは提案を断り、アメリカのクリミナルズの情報が入ったデータを渡し、ドクターの居場所を聞き出した。間一髪のところで医院にたどり着いたキリコは、素早い動きでドクターを羽交い絞め。ドクターの首元に注射を突きつけて健治から解毒剤を聞き出し、志村の命を救った。

 キリコによる志村救出劇に、SNS上では「キリコさんかっけぇ」「キリコ姉さんー!」「かっちょいい!好き!」「もはや志村が姫……」と歓喜の声が挙がった。

 またラストシーンでは、警察に監視されている部屋でキリコが志村を手招きする。水道の蛇口をひねり、水音で声を遮りながら「秘密の話」と切り出すキリコ。キリヒトが自分たちの目の前に現れた日、キリヒトは警察が来ることを知っていたと指摘。志村が「内部情報がバレてる?」と呟くと、キリコは「速報レベルで」と返した。このやり取りに、「やっぱりスパイがいるんか~!」「内通者いるのか、誰だ?」「キリヒトと誰かがつながってるな」といったコメントも見られた。

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