乙武洋匡氏、今夏の参院選で初出馬を決意 東京選挙区に無所属で立候補へ

「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏(46)が、今夏の参院選挙への出馬を決意したことが18日、分かった。政界関係者によると、東京選挙区に無所属で立候補する準備を進めている。乙武氏は、2016年夏の同選挙に自民党公認で出馬準備を進めていたが、週刊誌に不倫問題を報じられ、断念。だが、政界進出への情熱を抱き続けており、6年経ての挑戦となり、初出馬となる。

乙武洋匡氏【写真:Getty Images】
乙武洋匡氏【写真:Getty Images】

2016年の参院選は不倫問題で出馬断念

「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏(46)が、今夏の参院選挙への出馬を決意したことが18日、分かった。政界関係者によると、東京選挙区に無所属で立候補する準備を進めている。乙武氏は、2016年夏の同選挙に自民党公認で出馬準備を進めていたが、週刊誌に不倫問題を報じられ、断念。だが、政界進出への情熱を抱き続けており、6年経ての挑戦となり、初出馬となる。

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 乙武氏は今月16日、東京・新宿区の新国立陸上競技場で義足を装着しての100メートル歩行に挑戦。117メートル歩き続けることに成功した。4年前からトレーニングを始め、自己最長66メートルを大きく上回り、17日に更新した自身のnotoでは「『あきらめないこと』が、いかに大事か。私たちは、あきらめなかったからここまで来ることができました。今後は多くの人があきらめなくていい社会を実現していきたい。今日のイベントは、僕らのこのプロジェクトは、そんな社会の扉を開くことができたのではないかと、そう思っています」などとつづっていた。

 今夏の参院選東京選挙区は改選定数6で、立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏といった現職4人に加え、自民がタレント生稲晃子を擁立予定。立民の松尾明弘氏、日本維新の会の海老沢由紀氏、ファーストの会代表の荒木千陽氏、れいわ新選組の依田花蓮氏ら新人が立候補を予定している。

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