歌うま芸人・ほしのディスコ、デビュー曲でぶつかった壁 “歌ってみた”との違いに苦戦

“歌うま芸人”として脚光を浴びるお笑いコンビ「パーパー」のほしのディスコが、本名「星野一成」名義で配信シングル「いとしの悪魔ちゃん」をリリースする。現在は寝ても覚めても音楽に夢中になっているという星野がメジャーデビュー曲へ込める並々ならぬ思いを明かした。

あふれんばかりの音楽愛を語った星野一成【写真:ENCOUNT編集部】
あふれんばかりの音楽愛を語った星野一成【写真:ENCOUNT編集部】

ほしのディスコの音楽愛「つらいときに支えてくれた」

“歌うま芸人”として脚光を浴びるお笑いコンビ「パーパー」のほしのディスコが、本名「星野一成」名義で配信シングル「いとしの悪魔ちゃん」をリリースする。現在は寝ても覚めても音楽に夢中になっているという星野がメジャーデビュー曲へ込める並々ならぬ思いを明かした。(取材・文=中村彰洋)

 YouTubeチャンネル「ほしのディスコちゃんねる」で公開した“歌ってみた”動画をきっかけに“歌うま芸人”としてのオファーが増加。番組共演をきっかけに「ゆず」などのプロデュースを手掛けたミュージシャンで音楽プロデューサーの寺岡呼人プロデュースのもと、幼少期から夢に見ていた歌手デビューが決まった。

 デビュー曲は驚きの一言だった。まるで女性ボーカルかのような“ハイトーン”が印象的な1曲。「普段も“歌ってみた動画”で女性の曲も歌ってはいるんですけど、中々出ないキーもあったりするんで、初めて音源を聞かせてもらったときに、デモを女性が歌っていて、『歌えるのかな?』って正直思いましたね」と率直な感想を口にする。

 デモを手にしてからは楽曲を自分のものにするため、必死に練習を重ねる日々だった。

「初めて歌ってみたときも、うまく歌いこなせず、やばいなと思いました……。去年の12月に初めてデモをいただいて、そこからは週4、5ぐらいでカラオケに通いましたね。大みそかもクリスマスイブもクリスマスも全部1人カラオケでした(笑)」

 これまで歌唱してきた曲は他人の楽曲だったこともあり、アーティストの世界観をくみ取りながら歌っていた。しかし、今回は自分のためだけに書かれた楽曲。思わぬ壁にぶち当たった。「自分で自由に歌えるという状況が初めてで、それが逆に困ってしまいましたね。今まで、自分で歌い方を考えたことなかったなって。自分なりの歌い方が分からなくなって、すごい悩みました」。

 その後は練習を積み重ね、「理屈ではない本能的な歌い方」という結論にたどりついたようだ。

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