俳優の赤楚衛二、町田啓太が24日、都内で行われた映画「チェリまほ THE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

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　童貞のまま30歳の誕生日を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達（赤楚）と、彼に好意を抱く会社の同期の黒沢（町田）によるラブコメディードラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」（通称「チェリまほ」）。豊田悠氏による人気マンガを2020年にテレビ東京系で連続ドラマ化し、大ヒット。映画版ではキャストそのままにドラマのその後を描く。

　この日はファンから寄せられた質問に答えていった2人。好きなせりふを聞かれた赤楚は「めちゃくちゃベタだけど『愛してる』って言葉、すごくいいなって。いままで恋愛ものをやってきたけど、『愛してる』は言ったことがなくて。洋画を見ていると『愛してる』と言うけど日本（の作品）では『好き』になるので『愛してる』っていいな」と明かした。

　前回の舞台あいさつでは赤楚がいたずら好きなことが明らかに。今回の映画撮影中もいたずらを仕掛けており、赤楚は「衣装部のスタッフさんにおばけ嫌いな人がいて、僕は幽霊が見えるふりしてスタッフさんの肩の奥をずっと見つめていた。そしたら殴られました（笑）。ガチでキレられましたね」と苦笑しながら語った。

　この日の舞台あいさつは全国の映画館にも中継された。赤楚は「僕にとって宝物のような作品。映画化が決まってすごくうれしかった。僕から話すより映画を見て感じ取ってもらえたらうれしいです」と呼びかけた。町田は「ありがとうございます。この言葉に尽きます。映画になって赤楚くんとみんなにまた会える、あの世界に行けるんだと思ったらワクワクしました。みなさんのおかげ。日々、ご意見やご感想をもらってその度に勇気づけられている」と感謝を伝えた。

　舞台あいさつ後のフォトセッションでは「ポーズお願いします」と求められると、2人でファイティングポーズをしたり、“チェリまほポーズ”ではなく手をおにぎりの形にしたりと仲むつまじい様子をみせていた。