音楽・演劇・パフォーマンスをMIXした新世代エンターテインメント・ステージ「SEPT」は、6月8～12日に博品館劇場（東京都中央区）にて、「SEPT ReAnimation ARIARIUM（アリアリウム）」を上演する。

　本作は、2020年、21年に上演した「ReAnimation」の世界感を継承する、今の時代を描いたサクセスエンターテインメントステージとなっている。

　街中の広場に設置されたステージ「アリアリウム」。誰もが自由に音楽を表現できる場所であり、そして街ゆく人たちが足を止めては心の安息を求める場所だ。

“あること”がきっかけで夢や目的を失った胡乃美は、生きることに意味を見出せず、喪失感にさいなまれていた。そんな自分の心に少しの光をくれたアーティスト皇成のライブを観るために、彼女はアリアリウムを訪れる。しかし、胡乃美を待ち受けていたのは思いもよらない出来事だった。

「どうして、私の姿が見えるの？」

　自らをHINAと名乗る不思議な少女は、胡乃美の前に“この世界のもう一つの姿”を映し出す。鎖のようなものにつながれたままステージに立つ、皇成の姿を――。

“終わり”と決めたはずの日、アリアリウムを中心に新たな運命の歯車が回り出す。

　前作「SEPT Vol.10 ReAnimation」に出演していたピコ、燿（摩天楼オペラ）、村田寛奈（9nine）、みのり（まなみのりさ）、今村美月（STU48）らのほか、「ウマ娘」や数々の人気作に出演し、アーティスト活動も行うMachico、ボーイズグループオーディション「THE FIRST」で最終選考まで残り今後を期待される大山天、STU48でピアノ生演奏もこなす実力派の兵頭葵といった新キャストにも注目だ。

　総合演出・脚本を手掛ける杉浦タカオは、「完全新作である今作は、現代劇に少しのファンタジーを取り入れ、生演奏を中心としたエンターテイメントを届けるSEPTならではのステージ。ご覧いただいた皆様の生きる力の一助になる、そんな物語を紡いでいきますので、ぜひ多くの人に見てもらいたいと思います」とコメントしている。

　チケットは先行発売が5月3日の午後8時、一般発売が5月19日の正午からスタートする。