北村匠海、出演が多いのは「恋愛映画」ではなく…「好きになった人が命を落とす」

俳優の北村匠海が24日、都内で行われた映画「とんび」公開直前イベントに登壇した。北村は「親子の愛情はいつまでも絶対に(両者の間に)流れているもの。そういうことを再確認できる映画になっています」とアピールした。

イベントに出席した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】

映画「とんび」公開直前イベント

 俳優の北村匠海が24日、都内で行われた映画「とんび」公開直前イベントに登壇した。北村は「親子の愛情はいつまでも絶対に(両者の間に)流れているもの。そういうことを再確認できる映画になっています」とアピールした。

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 幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説を映画化。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役を阿部寛が、ヤスの息子・アキラ役を北村が演じている。この日のイベントは、阿部と北村が出席し、親子限定で観客を動員。劇中のヤスとアキラのように、“親子の絆”を再確認する企画などが用意された。

 今回が初共演だという2人。阿部が北村に対して「ちょっと似ているかなって親近感を覚えた」と言うと、北村は「子どものころから少しずつ顔が濃くなっていった。将来的に阿部寛さんのようになっていくんじゃないかという期待を背負っていた時代もありました」と明かし、「なので、親子役をやれて光栄です」と声を弾ませた。

 イベントでは、参加した親子から「親の言い分、子の言い分」を阿部と北村がそれぞれ聞いてどちらに共感できたかをジャッジする企画も。その中で、「最近、中学1年の娘が2人で遊んでくれない」という父親が登場。すると、娘が「実は中学生になってから彼氏ができていた」と告白し、場内は騒然となった。

 ショックでうろたえる父親を、北村は「お父さんもいっぱい恋愛してきたでしょうし、確かに(彼氏ができるのが)早いなと思いますけど。でも今はスマートフォンも普及していますし、いろんなことが早いのかなと思ったりもしています」とあたたかく励ました。

 さらに「映画界が恋愛映画をやりすぎ。それがちょっと影響しているのかもしれないですね」とまさかのフォロー。司会者から「恋愛映画いろいろやっていますよね」と突っ込まれたが、「僕は恋愛的な映画というか、どちらかというと好きになった人が命を落とすんです」と苦笑いでかわしていた。

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