アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」の10周年興行「ONE・X」（26日・シンガポールスタジアム）で元ONEライト級王者・青木真也と対戦する元UFCファイター秋山成勲のもとに、強力な援軍が登場。減量がピークを迎える中で、盟友だからこそ見せるホッとした笑顔がのぞいた。

　青木戦の前に、最大13キロもの減量とも戦う秋山。げっそりとした状態ではあるが、清原の訪問に、思わず笑顔になった。2人は言葉をかわす。

秋山「ずっとイライラしていた。キヨさん来てくれると気持ちが楽になりました」

キヨ「自分が逆の立場なら誰にも会いたくない。人としゃべりたくない」

秋山「人に気を遣うのもしんどくなって……。すごいわがままなんですけど、キヨさんの顔見るとすごく落ち着きます」

清原「記者会見カッコよかった。かなり落ち着いてたし、青木選手が吠えるスペースなかった。覚悟すごく伝わってくる」

秋山「きついすけど、なんとかやります」

清原「俺の体重から15キロ減らすのと、アキの体重から15キロ減らすのは（違う）。短期間でしょ？」

秋山「今まで柔道も格闘技もやってきて一番きついかも……年を取ると代謝も落ちる。ここまできついとは思わなかった。いいわけなんで、やるしかない。何とかやります。落とすだけが勝負じゃない。そこから試合しなくちゃいけない」

　試合前の一番きつい時期に、激励にきてくれた盟友のためにも恥ずかしい姿は見せられない。秋山にとっては大きな力になったはずだ。