いたるところに「感謝」のポスターや装飾が貼られたほか、ロマンスカー乗り場にはVSEのプラレール、ホーム券売機付近には駅係員手製のイラストが置かれた。改札の外の売店にはVSEグッズを求め、ファンの長蛇の列ができた。

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　最後のVSEが入線し、運転士や清掃員がきれいに窓を拭いた。無数のシャッターが押される中、目的地の藤沢へ、ゆっくりと出発した。「ありがとう！」「さようなら」「おつかれさま！」。ホームからは鉄道ファンの叫び声が聞こえ、拍手が沸き起こった。

　小田急では1月より「ありがとうVSE！ ～Special Thanks & Forever～」と題して特設サイトを開設。来年の引退までの間、イベントや記念グッズの販売などさまざまな情報を届けていく。