【ドクターホワイト】“嫌われ役”真壁外科部長の過去が明らかに 視聴者も手のひら返しの好演

女優の浜辺美波が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「ドクターホワイト」の第8話が7日に放送された。

外科部長・真壁仁を演じる小手伸也(右)【写真:(C)カンテレ】
外科部長・真壁仁を演じる小手伸也(右)【写真:(C)カンテレ】

頼れる真壁に歓声が「きょうはかっこいいぞー!!」

 女優の浜辺美波が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「ドクターホワイト」の第8話が7日に放送された。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、謎だらけの女性と“クセもの医者たち”が織りなす1話完結の医療ドラマ。浜辺演じる雪村白夜は、記憶喪失で社会性が皆無にもかかわらず、天才的な診断能力を持つナゾの女性。医療ジャーナリストで月刊「メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴(柄本佑)に助けられた白夜は、運ばれた高森総合病院で豊富な医療知識を披露し、現役医師の誤診すら見抜いてしまう。

 院長の高森巌(石坂浩二)は、各科の枠を超えて正しい病名を協議する総合診断協議チーム「CDT」の発足を決意し、白夜をメンバーに加えた。院長の娘で内科医の高森麻里亜(瀧本美織)がリーダーに就任し、将貴は白夜のサポート役を務める。さらに精神科医・西島耕助(片桐仁)、元外科医で現皮膚科医の夏樹拓実(勝地涼)、脳外科医・仙道直樹(高橋努)、研修医・佐久間新平(高橋文哉)が加わった。

 今回は、これまで院長の座を狙う「CDT」の敵だった外科部長・真壁仁(小手伸也)の過去が明らかになった。真壁の雄姿にSNS上では真壁を見直す声が相次いだ。

 白夜と麻里亜は、末期のスキルス胃がんである院長・巌の手術を真壁に依頼する。真壁は極めて難しい手術を成功させる可能性がある技術を持っていた。また、「CDT」が相談を受けた卵巣妊娠と卵巣がんを併発している妊婦に関しても、妊娠を継続するための手術ができるのは真壁だけだった。白夜は真壁の論文を82本読み込み、過去の真壁に「患者を救いたい」という気持ちがあったことを感じ取る。しかし真壁は、リスクがあるとしてどちらの手術も拒否した。

 真壁はかつて産婦人科医だった。妻の流産がきっかけで、小さな命を救うために産婦人科医になったのだ。しかしある妊婦に「必ず救う」と約束した真壁は、胎児を救えなかった過去があった。以降、訴訟リスクを避けるため真壁は産婦人科医を退いた。

 容態が悪化した巌は、真壁を呼び寄せて妊婦の手術をお願いする。巌は、医師たちが「命を救うことに臆病になってしまったこと」「命と向き合うことをやめてしまったこと」が問題だと言い、「その空気を変えてほしい」と真壁に頼む。かつて小さな命を救いたいと思っていた真壁に、「あの頃の君に、私はこの病院を託したい」と伝える。

 巌の言葉に心を動かされた真壁。妊婦の容態が急変し、麻里亜たちがまさに卵巣摘出を決定した瞬間、手術室に入って来た。

 SNS上では「真壁先生ーーー!!待ってたー!!きょうはかっこいいぞー!!」「めちゃくちゃカッコいいじゃないか、真壁先生」「胸熱!!」と歓声が。

 妊婦の手術を成功させた真壁は、巌の手術もそのまま行うと指示を出す。しかし巌が息を引き取ったことを知り呆然とするのだった。これまで悪役だった真壁の真の姿に、「真壁、出世欲の塊の嫌な奴かと思ったら、根はいい奴じゃないか」「真壁先生は院長も救おうとしてたのね……」と見直す声が挙あがった。

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