「午前十時の映画祭」、12回目の開催決定 新たな上映作品22本・再上映作品7本の全29本
恒例の「午前十時の映画祭 12」(主催:川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)の開催が決定した。4月1日から新たな上映作品22本、再上映作品7本の全29本を、過去最大の全国66劇場で約1年にわたって上映する。
4月1日から過去最大の全国66劇場で約1年にわたって上映
恒例の「午前十時の映画祭 12」(主催:川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)の開催が決定した。4月1日から新たな上映作品22本、再上映作品7本の全29本を、過去最大の全国66劇場で約1年にわたって上映する。
12回目の今回から映画好きで知られるフリーアナウンサーの笠井信輔氏が加わった5人の選定委員と一般リクエストをもとに今年の豪華ラインアップが決まった。
オープニングは世界中の映画ファンが待ち望んでいた「ゴッドファーザー」シリーズ4K版の一挙上映から。そのほか外国映画の新規セレクト作品は、昨年の新作公開も記憶に新しい「マトリックス」シリーズ3本の一挙上映、「アポロ 13」「アルマゲドン」宇宙へ飛び立つロマンあふれる特集、「キャバレー」「ヘアー」魅惑の音楽特集、イタリアの巨匠作品「家族の肖像」「8 1/2」、「レナードの朝」「フィッシャー・キング」ロビン・ウィリアムズ2本立て、ジェームス・ディーン「理由なき反抗」、オードリー・ヘプバーン「いつも 2 人で」など、えりすぐりの作品群だ。
そして、日本映画は前回好評を得た特撮上映を受けて本多猪四郎監督の「空の大怪獣ラドン」が登場。他には稲垣浩監督の名作「無法松の一生」阪東妻三郎版と三船敏郎版の豪華2本、黒澤明監督「蜘蛛巣城」の計4本が新たにセレクトされた。1940年代から2000年代までの幅広い名作が29本、全国の最寄りの劇場で鑑賞することができる。
「午前十時の映画祭 12 デジタルで甦る永遠の名作」の作品選定委員は以下の通り。
襟川クロ氏/映画パーソナリティー、戸田奈津子氏/映画字幕翻訳者、町山智浩氏/映画評論家、コラムニスト、笠井信輔氏/フリーアナウンサー、武田和氏/公益財団法人 川喜多記念映画文化財団 代表理事