今またジュニアが熱い! ノアで祭典を開催 ヘビー級に負けない熱闘に期待【連載vol.82】

日本マット界のジュニア勢力図が揺れ動いている。ジュニアと言えば、獣神サンダーライガーが日本の各団体を巻き込んで、何度か「ジュニアのジュニアによるジュニアのためのビッグイベント」を開催するなど、新日本プロレスが業界をリードしてきた。

ノアのジュニアをリードする原田大輔【写真:柴田惣一】
ノアのジュニアをリードする原田大輔【写真:柴田惣一】

毎週金曜日午後8時更新「柴田惣一のプロレスワンダーランド」【連載vol.82】

 日本マット界のジュニア勢力図が揺れ動いている。ジュニアと言えば、獣神サンダーライガーが日本の各団体を巻き込んで、何度か「ジュニアのジュニアによるジュニアのためのビッグイベント」を開催するなど、新日本プロレスが業界をリードしてきた。

 ところが、ここにきてプロレスリング・ノアのジュニア勢が大きな動きを巻き起こそうとしている。GHCジュニアヘビー級王者・原田大輔がジュニア選手だけの両国国技館大会開催をぶち上げたのだ。

「ヘビーに負けないジュニアを創る」と言い続けていたが4月29日、30日と両国2連戦の初日をジュニア戦士だけが出場する「N Innovation」ブランドの大会とすると公言。正規軍、金剛、STINGER、PERROS DEL MAL DE JAPON(ぺロス)の4軍団が存在しているが「全員が本気。内容はもちろん、集客、話題性でも2日目のヘビー級と真っ向勝負して、ノアジュニアはスゴイことを証明する」と心強い限り。

 ただ、気になるのは現在4軍団が争う戦国時代のあまりの激しさ。軍団メンバーの入れ替わりが頻繁に起こることだ。GHCジュニアヘビー級のシングル、タッグ両王座の争奪戦も激しくなる一方だ。

 原田がノアジュニア最強の証し・GHCジュニアヘビー級王座を初戴冠したのが2014年3月。それから5回、栄光のベルトをその腰に巻いてきたが、その間にもしばしば王座は移り動いてきた。

 現在、ノアマットを主戦場としている選手だけに絞ってみても、小峠篤司、大原はじめ、HAYATA、小川良成、吉岡世起らがベルトを腰に巻いてきた。タッグ王者もいくつもの名コンビが解散し、新たなチームが誕生している。

 4・29両国決戦に向け、さらにめまぐるしい動きが予想され、とても生存競争は収まりそうにないノアジュニア。ファンにとっては冷や冷やしながらも、楽しみは膨らむ一方だろう。

 原田は「かつてSUPER J-CUPとかあったけど、それとはまた違った新しいジュニアの形を俺たちが創る」と頼もしい。

次のページへ (2/3) 現在は100キロを切る選手もヘビー級で活躍
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