話題ドラマ「共演NG」の英語版リメークの開発が決定 秋元康氏が企画・原作

米俳優、ウィル・スミス率いるウェストブルックスタジオと作詞家の秋元康氏が、日本のヒットコメディシリーズ「共演NG」の英語版リメークを開発することが決定した。ハリウッド最大級のエンタメニュース「Deadline Hollywood」が報じている。ウェストブルックスタジオは「共演NG」の全世界権利を獲得したという。

秋元康【写真:(C)kurigami】
秋元康【写真:(C)kurigami】

ウィル・スミス率いるウェストブルックスタジオが全世界権利を獲得

 米俳優、ウィル・スミス率いるウェストブルックスタジオと作詞家の秋元康氏が、日本のヒットコメディシリーズ「共演NG」の英語版リメークを開発することが決定した。ハリウッド最大級のエンタメニュース「Deadline Hollywood」が報じている。ウェストブルックスタジオは「共演NG」の全世界権利を獲得したという。

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「共演NG」は20年前に別れ、長期に渡り共演NGになった芸能界のビッグカップルの人間関係を描いたコメディー作品。秋元氏が企画・原作を担当している。テレビ東京で2020年に放送された際には、大きな反響を呼んだ。

 ウェストブルックスタジオのテレンス・カーター氏は「この作品はウェストブルックとして、アジアのテレビフォーマットの市場に進出する上でパーフェクトな作品だと思う。演技派俳優たちが描くコメディーと心温まるロマンスが感じられる。秋元氏は世界に共感できるヒット作品を日本で作り上げた。一緒に世界の視聴者に届ける作品を作り上げることを楽しみにしている」とコメント。

 秋元氏は「『共演NG』というのは、おそらく、世界中のエンターテインメント界にある“暗黙の了解”でしょう。リメークするにあたり、どんな二人がどんな理由で共演することがNGになったのか? 日本よりも出演契約に厳しいアメリカのエージェントは、どんな条件を提示するのか? そして、出演契約を結んでしまった共演NGの二人は、どう感情を抑えながら本番を乗り切ろうとするのか? 新たなアイデアが次々に、思い浮かんできます。

 大変なのは、そんな“共演NG”の2人に、腫れ物に触るかのように接しなければいけない周りの人間なんです。それは、まさに喜劇です。ウェストブルックスタジオと組んで制作するアメリカ版の『共演NG』は、さらにスケールアップすることでしょう。面白い企画は国境を超えて成功することを証明したいと思います。ご期待ください」とコメントしている。

 ウェストブルックスタジオはジェイダ・ピンケット・スミス、ウィル・スミス、ミゲル・メレンデズ、コー・ヤダにより設立されたメディア会社「Westbrook Inc.」の傘下。アーティストのストーリーを世界に届けるため、メジャープラットフォームに向けた映画やテレビ番組のコンテンツ制作やプロデュースを行っている。今回の制作には、秋元氏もエグゼクティブプロデューサーとして参加する予定で、主人公のキャスティングも考案中だという。

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