――歌詞を書く上で大切にしたことは？

「歌詞を書くときはいつも自分の等身大の範囲で書こうと決めていて。歌詞と一緒に私も成長できたら良いなと思っているんです。だから昔の歌詞を見るとちょっと照れくさくなったりするんですけど（笑）」

――完成した作品を聞いてみていかがでしたか？

「もう全体的にすごく好きな作品に仕上がりました」

――主人公が大人へと成長していく姿も想像できましたが、もしかしたら同時に安斉かれんも大人へと成長しているってことでしょうか？

「成長できたらうれしいですけど、どうなんだろう。そこは、あんまり意識してないかも（笑）」

――ちなみに安斉かれんが、ちょっと大人になったかなって感じる変化ってあります？

「うーん。ない！（笑）。……でも、デビューした頃と比べたら相手の話を冷静に受け入れるようになった（笑）」

――それは大きいですね。

「今まで自分は自分だからって聞かなかったこともありましたが、相手の話を冷静に聞けるようになって、そういう意見もあるんだなってちゃんと受け入ることができるようになった」

――それは特にご両親に対して？

「アハハハ（笑）。分かります？　そうです、そうです」

――よーく分かります（笑）。ほかには？

「好きな食べ物が変わってきましたね。デビューした頃は『サーモンと牛タンが大好き』ってずっと言ってましたけど、最近はおすしだとコハダ、しめサバ、苦手だったウニも好きになりました。お弁当も魚とお肉だったらいつもお肉を選んでいたんですが、今は魚のお弁当を選んだり。それと全然関係ないんですけど、今まで見なかったお笑いをよく見えるようになったんですよ。かまいたちさんや千鳥さんが好きなんですけど、特に濱家（隆一）さんにハマってしまって。大好きなんですよ！」

□安斉かれん（あんざい・かれん）1999年、神奈川県藤沢市出身。「ポス（ポストミレニアル）ギャル」と呼ばれる次世代型ギャルの1人。渋谷の人気ショップ「RELECT by RUNWAY CHANNEL Lab.」で店員として働きながら、デビュー前から多くのファッションメディアに登場し、コスメティックブランド「M･A･C」の店頭コレクションビジュアルにも採用されるなど、徐々に注目を集める。令和元日の2019年5月1日「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でavexよりデビュー。20年7月に5thシングル「僕らは強くなれる。」を配信リリース。21年10月シングル「18の東京」から7か月連続配信を開始し、22年1月19日に4作目となる「一周目の冬」を配信。

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【7作連続配信シングル】
第4作「一周目の冬」1月19日0時配信
配信：https://KalenAnzai.lnk.to/1shumenofuyu
ミュージックビデオ：https://www.youtube.com/watch?v=Yoq3p6WvqsU

第3作「現実カメラ」配信中
配信リンク：https://KalenAnzai.lnk.to/genjitsucamera
ミュージックビデオ：https://youtu.be/hsOoHLYh6Sw