元俳優で福岡県中間市の福田健次市長（61）が、かつて演じていた「ウルトラマン80」のスーツを脱いだ姿を公開し、話題になっている。

　成人式の翌11日、自身のツイッターを更新。「私の20歳はこれでした。式に参加出来ず、地球を守っていました」と絵文字入りのメッセージをつづり、4枚の写真を添付。そのうち2枚はスーツを脱いで顔を出しているもので、1枚は演技指導を受けている場面、もう1枚は「ウルトラマン80」の顔を横に笑顔を見せている。

　福田市長は10日に配信したENCOUNTのインタビューで、早大を目指して浪人していたときにアクション俳優の道を歩み始めたことを回顧。「ウルトラマン80」には、スーツアクターとして怪獣役を演じた後、主人公の「ウルトラマン80」に“配置転換”されたことを明かしていた。

　そして、その証拠となり、スーツを脱いだ異例のカットに多くの人が反応。「80！俺たちのウルトラマンだ！」「ウルトラマン市長かっこいい」「これは驚いた」などの声が相次いでいる。

□福田健次（ふくだ・けんじ）本名・福田浩。1960年（昭35）10月11日、石川県小松市生まれ。高知大理学部数学科中退。18歳で芸能活動を始め、エキストラ、ス―ツアクター、モデルを経て俳優に。ドラマは日本テレビ系「あぶない刑事」、NHK大河「武田信玄」、テレビ朝日系「はぐれ刑事純情派」などに出演。映画は「ゴジラ」「零戦燃ゆ」「小松みどりの好きぼくろ」など多数出演。93年9月から、福岡市でタレント活動を開始して人気者になった。2017年4月10日、中間市長選挙に出馬表明。6月18日の投開票日では、他2人の候補者を破り、初当選した。任期満了の21年6月の同選挙で再選された。好きな言葉は「寒青（かんせい）」。趣味はウエイトトレーニング。