アイドルグループ「AKB48」の新成人メンバー12人が10日、東京・神田明神で「AKB48成人式」を執り行った。フォトセッションと囲み取材を行い、二十歳の自覚などをそれぞれ語った。

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　すでに二十歳の自覚も芽生えているようで、山内瑞葵は「昔は毎日のように妹とけんかしていましたけど、しなくなりました」と姉妹関係の改善を伝え、安田叶は「食わず嫌いが減りました。もずくと冷ややっこが食べられるようになりました」と意外な進歩を語った。「運転免許を取得して父親の車を借りて運転しています」と明かしメンバーを驚かせたのは下口ひなな。

　そんな中、内面の変化を挙げたのは小栗有以だ。「優柔不断なんですけど、最近はそれが治ってきました。お肉弁当とお魚弁当があると、魚を結構即決で選べるようになりました」と伝えると、隣に座る本田仁美が「この前、お肉弁当を選んでいた」と笑顔で暴露。小栗、本田と共に“優柔不断組”として周囲に認識されている山内は「1回だけ即決で選んでいる姿を見たんですよ。出し抜かれたと思ったんですが、それ以降は見ていないです」と目撃談を明かした。

　仲間内の告発にもめげず小栗は「優柔不断をなくして、弁当は即決したと思います」と力強く言い切ったが、AKB48の成人式恒例の質問である「今年の新成人は○○世代？」の際に、優柔不断っぽさが発揮された。

　小栗はメンバーを代表して「今年は寅年ということで、私たちの世代は『トライ世代』です。虎のように強い心を持って、私たちトライ世代が先陣を切って、いろんなことにトライし、AKB48を引っ張っていきたいと思います」と高らかに宣言。理由として、「みんな自分の強みを持っているメンバーが多くて、すごくキラキラした世代なんじゃないかなと思っています。レボリューション世代、可能性世代、新世紀世代とか迷ったんですが」と検討過程を明かした。

　メンバーのスキルの高さ、グループの人気から「黄金世代では？」と記者から水を向けられると、小栗はそれを受け入れ、「変更します。『黄金のトライ世代』。あらためまして、私たちは『黄金のトライ世代』です」と即決で改名。“聞く力”の高さを示した。