【RIZIN】朝倉未来、405日ぶり再戦でリベンジ成功! 血染めの死闘、3-0判定で“因縁”斎藤裕に勝利

朝倉未来(トライフォース赤坂)が斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦。405日ぶりの再戦でリベンジに成功した。

熱線を繰り広げた朝倉未来(左)と斎藤裕【写真:山口比佐夫】
熱線を繰り広げた朝倉未来(左)と斎藤裕【写真:山口比佐夫】

「Yogibo presents RIZIN.33」第14試合

格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.33」(2021年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)MMAルール(66キロ、5分×3R)

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朝倉未来(トライフォース赤坂)が斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦。15分間の激闘の末、3-0の判定で勝利した。405日ぶりの再戦でリベンジに成功した。

1Rは静かな立ち上がり。動いたのは2分過ぎだ。斎藤がタックルで仕掛け、コーナーに押し込む。そして膝を繰り出していく。両者手数は多くないが、緊迫した5分間が流れた。

2Rの開始早々、斎藤のパンチに合わせて、朝倉がカウンター気味に膝を繰り出すが、クリーンヒットはしない。2分過ぎ、にやりと笑った朝倉のエンジンに火が付いた。カウンター気味に右を当て、さらに左をクリーンヒットさせ、斎藤の腰が落ちる。斎藤は鼻から大量出血。辛くも粘り切った。

そして最終3Rは、いきなりの膝の応酬からスタート。流血しながらも一歩も引かない斎藤に対し、朝倉も迎え撃つ。互いの意地がぶつかりあう中で、15分間の激闘が終了。ジャッジ3人はいずれも朝倉を支持した。

両者は昨年11月の「RIZIN.25」でRIZIN初代フェザー級王座をかけて対戦し、朝倉は0-3の判定で敗れていた。

朝倉にとってはRIZIN8戦目で初黒星。試合後には「次やったら勝ちますよ」とリマッチを待望していた。以来、405日ぶりの再戦で見事に雪辱を果たした。

格闘家の枠を超え、カリスマYouTuberとしての顔も持つ朝倉。斎藤戦の後、3戦して2勝。11月には左膝半月板を負傷するも、「治っているので問題ない」と強調していた。

一方の斎藤は10月24日の「RIZIN.31」で牛久絢太郎の飛び膝蹴りを顔面に受け、右眉の上をカット。ドクターストップで敗れ、フェザー級のベルトを失っていた。

試合後、朝倉は「ボク結構、強気な性格で、YouTubeとかいろんなメディアに出させてもらっているんですけど、毎日悪夢を見るくらい重圧とプレッシャーと闘って来たので今日うれしいです」とマイク。

405日前の借りを返し、安堵(あんど)の表情だ。

「(試合中は)斎藤選手強いなって。死んでも負けたくない気持ちで闘っていました。本当に練習からすごいきついことやってきたので。斎藤選手のおかげですね、強くなれたのは」と話した。

最後に「コロナとかあるんですけど、久々にこんな大勢の前で試合できて幸せです。格闘技は素晴らしいということをこれからも伝えていきたいのでこれからも応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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