ぺこぱ「僕らは聖人君子じゃない」 単独ライブでの「まずいロケ弁」トークが波紋

母親の番組出演に「撮れ高はすごかった」と語ったシュウペイ【写真:ENCOUNT編集部】
母親の番組出演に「撮れ高はすごかった」と語ったシュウペイ【写真:ENCOUNT編集部】

映像トークでは「イヤな番組は?」「まずいロケ弁はどこ?」も

 松陰寺は「けいこに入る段階である程度仕上げていったんですけども、結局だいぶ変わりましたね。まあ、ネタ合わせって、こういうもんだよなと改めて実感しました。こういうお笑いを見せたい、リアリティーも入れたかった。今、本当に思っていること、シュウペイがやりたいことを入れました」と言うと、シュウペイも「やりながら、どんどん良くなっていったネタが多いので、楽しかったです。朝の顔のネタは僕がやりたいといったもの、侍のネタも営業でアドリブでやったもの。仕上げれば、さらにいいネタができる。ネタ番組に出るための準備にもなったのかな」と振り返る。

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 ぺこぱと言えば、ポジティブさが売りだが、幕あいに上映された映像トークでは「イヤな番組は?」「まずいロケ弁はどこ?」といったピー音入りの辛口トークも。

「ぺこぱは、人を傷つけない、やさしい、ポジティブ、今の時代に合っていると言われますけども、僕らも聖人君子じゃないよ、ということ。腹立つこともあるし、嫌いな人もいるという意味でやってみたんですけども、周囲からは驚かれました」(松陰寺)。「どの現場行っても、ライブを見てくれたスタッフさんから『うちのロケ弁よくないの?』って聞かれたし、こころなしか、弁当が豪華になっていた(笑)」(シュウペイ)。

 映像VTRではシュウペイ母、ライブでは師匠、TAIGAも出演。2人なりの恩返しでもある。「シュウペイのお母さんはいろんな番組にも出てくれたので、単独ライブにも出演オファーしました。毎回、確認するんですけども、毎回出るというので、確認はいらないんですけども……」(松陰寺)。「一応言っていくと、オレは『うちの、かあちゃんを出したらいい』とは言ったことないんです。かあちゃんも、ぺこぱのためなら、と思って出てくれている。ただ、撮れ高はすごかった」(シュウペイ)。

 2021年はどんな1年だったのか。松陰寺は「MCやレギュラーが増えて、ちゃんと枠にはめてもらえるようになったかな。だからこそ、パフォーマンスを落としちゃいけないし、自分たちの番組を増やすためにも、よりレベルアップしていかなきゃと思いましたね」。

 単独ライブについて、シュウペイは「グッズを売るためにライブをやりたい。そういうものをプロデュースすることが好きだとわかったので、どんどん出していきたい」。松陰寺は「僕はネタをやりたい、という思いだけども、モチベーションは何でもいいと思いましたね」とポジティブ発言でフォローする。

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