女子格闘家が“同業者との恋愛”メリット・デメリットを赤裸々公開 格闘家はチャラい

子どもを授かり、幸せな家庭を築いている古瀬美月
子どもを授かり、幸せな家庭を築いている古瀬美月

格闘家と付き合い、妊娠→結婚を選択した古瀬美月の場合

 続いて登場するのは、人が良すぎて、対戦相手に闘志をむき出しにするファイトができない浅倉に、キラーな面を覚醒させる試合をさせた、女子格闘家の古瀬美月である。

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「自分は同業者じゃないと絶対に無理だろうなっていうのは思っていました」

 古瀬はそう話していたが、自身のYouTubeチャンネル「みーたんのYouTubeごっこ」で「格闘技をやっていてよかったことは?」の問いに、「今の旦那(格闘家の関原翔)と出会えたこと」と答えるくらい、お互いが格闘家でよかったと公言しているタイプ。

 しかも興味深いのは、以前の試合の紹介映像で流れた、「練習前にひともんちゃくあると、ジムに行って周りの目も気にせず(旦那と)殴り合う」だった。

「お互いにフラストレーションがたまっていると、強めになったりとか。でも、なかなか自分は人に心が開けないっていうか。いくら練習仲間が『当てていい』って言っても、ちょっと遠慮しちゃうところがいまだにあるんですけど、彼にならちゅうちょせず。ホントに一発でも鼻に当てられると、イラッと来ちゃって。これはもうKO、ぶっ壊すまで帰れないみたいな。っていう頭になっちゃったりします」

 確かに男女の付き合い方は千差万別だが、まさかそういう付き合い方があるとは。

 旦那によって自分に眠っているものが覚醒し、潜在能力が出るのかと問うと、古瀬は「出ます」と即答した。

 ならばと、デメリットはと問うと、これもまた興味深い見解を示した。古瀬は当初、恋愛関係にあったことをジム内では公にしていなかった。

「(お互いが付き合っていると分かると)気を遣われちゃうんじゃないかって心配していました。だけど、たぶんそれがよくなかったのかなっていう。言ってないけど、(周りが)感じ始める。ソワソワするっていうのが、一瞬あったので、それが良くなかったのかなーって今、反省しています」

 では、恋愛関係にあることをオープンにしてしまえば、とくにデメリットはない?

「ないですね。お互い、そうなんだって。こっちも隠したり、苗字でさん付けにする必要もないので、逆に2人で好きな時に練習して、それをみんなが当たり前だと思ってくれているので、言ってよかったと思っています」

 これは浅倉の時にも書いたが、お互いの行動パターンが知られていることのデメリットはないのかと尋ねると、古瀬は次のように答えた。

「そこまで一緒にいると、恋人っていう感じがなくなって、ドキドキすることもなくなってきちゃって。そこは完璧にデメリットだと思います。なので、自分はこのまま妊娠とかせずにいたら、恋人とかの関係が続いていたのかっていうと、心配になってきますね。そのまま練習はするけど、たぶん恋人ではなくなっていたんじゃないかなって思います」

 なお、浅倉が言っていた「スポンサーさんとの付き合い」を分かってくれるのは、同じ格闘家だから、といった話にもやはり同意していた。

「(それは)あるかもしれない。(ほかにも)時間さえあればジムとか筋トレに行っちゃったり、パートナーに費やすことがなかなかできない。一般の人じゃ、そうそう、理解はしてもらえないかなと思います」

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