お笑いコンビ「とんねるず」石橋貴明とお笑いコンビ「アンタッチャブル」（柴田英嗣、山崎弘也）がこのほど、都内で行われた土曜プレミアム「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」（フジテレビ系）の収録後に取材に応じ、来年以降の大みそか放送に色気をにじませた。

　マニアックな物まね、アンダーグラウンドの芸風に光を当てた、物まね芸人の登竜門的番組で、番組開始以来新たな才能を世に知らしめてきた。

　今回もレイザーラモン・RG、阿佐ヶ谷姉妹、エハラマサヒロ、次長課長・河本準一、椿鬼奴、博多華丸・大吉の博多華丸らプロ・アマ問わずの出演者60組がトップを目指し、微妙におかしい笑いを発信。ディフェンディングチャンピオンの岡田直子、森田まりこ（吉本新喜劇）も王者の笑いを届け、石橋、アンタッチャブル、女優の満島ひかりが見届けた。

　石橋は「また今年も新しいスターが現れました。女性の芸人さんがお母さんになって戻って来てくれた。女性の活躍が目立ちましたね」と総評しつつ、「1年に1回、フジテレビに（収録に）来られる唯一の機会だから、おいしいテレビ局のお弁当が食べられたことがうれしい。来年も食べたい」と、独特の表現で意欲をチラリ。さらに「大みそか、やりますか。来年は大みそかに」とも語った。

　今番組では、石橋とアンタッチャブルは初顔合わせになるが、山崎は「貴さんがいてくれる安心感。ボスがいてくれる。神棚にちゃんと神様がいる。貴さんさえいればどうにかなる。その安心感たるものはないですね」と全幅の信頼を寄せる。

「あんまり見なかったな」と芸能活動を休養していたことを石橋にいじられた柴田は「緊張しましたよ。メチャクチャ汗かいて、スタジオの温度が高いことが分からないくらい緊張しました」と収録を振り返った。

「テレビ、全然やってないんで忘れてますね」「衰えていますよ」とネタっぽく明かす石橋は、「ここの事務所（＝プロダクション人力舎）の社長が、誕生日のときにすげえワインくれるんですよ」と楽屋話を暴露。

　これには柴田も山崎も笑うしかなく、山崎は「人力舎の、そういうことで仕事を取る癖が、もしかしたら今の時代には合わないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします」と頭を下げた。

　オンエアは12月11日午後9時～同11時10分。