松井玲奈、アドリブの悪口シーンで“饒舌”も…「役として。私としてではない」と弁解

女優の松井玲奈が4日、都内で行われた主演映画「幕が下りたら会いましょう」公開記念舞台あいさつに登壇した。日高七海、江野沢愛美、前田聖来監督も登場した。松井にとっては、単独初主演映画となる。

主演映画「幕が下りたら会いましょう」公開記念舞台あいさつに登壇した松井玲奈【写真:ENCOUNT編集部】
主演映画「幕が下りたら会いましょう」公開記念舞台あいさつに登壇した松井玲奈【写真:ENCOUNT編集部】

「ぜひ明日を続けられるように生きてほしい」とメッセージ

 女優の松井玲奈が4日、都内で行われた主演映画「幕が下りたら会いましょう」公開記念舞台あいさつに登壇した。日高七海、江野沢愛美、前田聖来監督も登場した。松井にとっては、単独初主演映画となる。

 同作は、実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの劇団を主宰している麻奈美(松井)が、過去と現実、さまざまな出会いと再会の“揺らぎ”の中で成長していく姿を描く。

 日高との友情的なシーンについて、松井は「印象深いシーンはたくさんあるんですけど、日高さんとのシーンは食べ物が必ずついているなと。小道具でブラックコーヒーを渡してくれるんですけど、あれ本当は微糖なんです」と明かすと、日高は「コーヒー苦手なんですよ。コーヒーとたばこが苦手で、ダブルできてしまって……」と打ち明けた。

 また、江野沢との泥酔して悪口を言うシーンはアドリブだったそうで、江野沢は「悪口を言ってほしいと監督に言われて、アドリブでやったので不安だったんですけど、全部使われてて……」とボヤく。

 すると松井は「それだけ、空気感があって楽しいシーンだったから、そういうふうに監督も生かそうと思ってくれたのかなと思って」とコメント。「麻奈美が思ってることで私が思っていることではない」と続けた。アドリブでの悪口がエスカレートしたことに「思わず麻奈美として、出てしまった。私としてではない」と弁解し、笑いを誘った。

 最後に、松井は「自分がひとりぼっちだと思うときでも、実は誰かがそっと見守ってくれていたり、遠くにいても思ってくれてるんだろうなということに、この作品に出会って改めて気付くことができました。皆さんにもぜひ、寂しい気持ちになったときは、誰かが自分のことを思ってくれていると思って、ぜひ明日を続けられるように生きてほしいというと大げさになってしまうんですけれども、明日を迎えてもらえたらうれしいです」と語った。

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