――ユニットリーダーの福田朱里さんは、できるだけメンバーのやりたい曲に沿ってセットリストを組んだと話していました。2期生のみなさんはどんな希望を伝えましたか？

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宗雪「ユニットパートでかわいい系がいいなと思って、『初恋の鍵』をリクエストさせていただいて、今回担当することができました」

吉崎「あかりん（福田）さんが『やってみたいユニット曲ある？』と聞いてくださって、『大人っぽい曲をやってみたいです』とお伝えしました。私は『てもでもの涙』をやらせていただいています」

立仙「私は普段、かわいい系の曲をやらせていただくことが多いんですけど、今回は大人っぽい曲がいいなと思って、凜子ちゃんと一緒に『てもでもの涙』を任せていただきました。いつもとは違う自分を見せたくて、切ない表情とかも研究してみました」

兵頭「ももちゃんは、髪型も『大人っぽくしてください』とメイクさんにお願いしていたよね」

立仙「はい。この中で一番年下で、背も小さいので、1人浮いちゃうかなと思って。今回は髪を巻いてみたり、馴染めるようにしてみました」

中村「かわいかった！」

谷口「なじんでた（笑）」

立仙「ありがとうございます（笑）」

――中村さんは「ヘタレたちよ」でセンターを務めました。

兵頭「セリフをめちゃくちゃ練習していたよね？」

中村「そうなんです。あれだけ長いセリフを曲中に言うのは初めてだったので、緊張しました。感情を込めて、なり切ってセリフを言うのがかなり難しかったです」

谷口「朝に突然、歯磨きしながらセリフの練習とかしてた。なんか舞Q（中村）が独り言言ってると思ったら、『ヘタレたちよ』のセリフで（笑）」

中村「日常会話の中でも練習してました（笑）」

谷口「急に言うのはびっくりするから止めてほしい（笑）」

中村「（徳島・香川公演でセンターを務めた同じドラフト3期生の）沖ちゃんのパフォーマンスを何回も見ました。沖ちゃんらしさが出ているなと感じたので、これは私らしさを出さないといけないと思って、私らしさも研究して頑張りました」

――谷口さんは今回のツアーで唯一、徳島・香川公演、高知・愛媛公演の両方を経験しています。こちらのチームはどんな印象ですか？

兵頭・中村「気になる！」

谷口「クセが強いけど、楽屋とかご飯に行った時とか、向こうに比べたらわりと静かかな（笑）」

中村「おっとりタイプが多いかも」

谷口「そうだね。でも、ももちゃんが少しせっかちなところがあったり（笑）」

中村「意外（笑）」

谷口「自然とまとまりがあって、それぞれが考えて公演に臨むことができたと思う。両方を経験して感じたのは、離れていても、ユニットとしてみんなが同じ気持ちでファンの方と向き合えているなって」

――こちらのチームにリーダーはいますか？

中村「ちゃんと決めてはいなかったですけど、葵さんがリーダー、茉妃菜さんが裏リーダーって感じがします（笑）」

兵頭「まひちゃん（谷口）が、『私は徳島・香川公演にも出ているから、こっちは任せたよ』って言ってくれて」

谷口「葵ちゃんは1期生で、このユニットでも“元祖”みたいな存在だから（笑）」

中村「元祖（笑）」

兵頭「まひちゃんも一緒やん（笑）」

谷口「葵ちゃんはどんな感じだった？」

立仙「葵さんは、円陣の時に急きょ変わった点を忘れないように確認してくださったりしていたのが、リーダーだなと感じました」

中村「葵さんはいろんなところを本当によく見ていて、公演終わりに次に向けて反省点とかを言ってくださったので、それを生かしてみんなで頑張れたと思います」

兵頭「寝る前にスマホにメモしてた（笑）」