auCMソング「ずっともっと」が大ヒット 兄弟ユニット「もーりーしゅーと」の素顔

「アホ」と呼ばれることに「全然問題ない」と言うもーりー【写真:山口比佐夫】
「アホ」と呼ばれることに「全然問題ない」と言うもーりー【写真:山口比佐夫】

もーりー「勉強はできなかったけど、頭の回転は早いかも」

「アホ」と呼ばれることに、もーりーはどう思っているのか。「全然問題ないですね。勉強はできなかったけど、頭の回転は早いかも」と言うと、しゅーとは「でも、空回りすぎて、伝わらないんですよね。僕は慣れているから、『いや、こうでしょ!』ってツッコめるんですけど、初対面の方はついていけないんです」と話す。

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 わずか1年で、SNSのスーパースターになった2人だが、小さい頃の夢は何か? しゅーとは「特になかったです。でも、中学生の時に書かされるじゃないですか、思い浮かばなかったので、サッカー選手と書きました」。もーりーは「保育園の時はおまわりさんですね。理由はかっこいいから。中学の時は総理大臣と書きました。誰かに『おまえなら、なれるよ』っていうのを真に受けて、書いたんですよね。そうしたら、そう発表している動画を全校生徒の前で流された」。

 もーりーは中学校時代から目立つ存在だったらしい。しゅーとは「僕が中学に入ったときに、兄は卒業したんです。入学した時に、担任の先生に呼ばれて、他の先生たちに、『これが森の弟だよ』って言われましたね。その時は理由が分からなかったけど、兄は先生の印象に残るような子だったのかと思います」と振り返る。

 父親も音楽活動をしており、歌が身近にある少年時代を過ごしてきた。しゅーとは「(芸能活動する)兄を見て、僕も磨きたいなと思いました。でも、職業にしたいまでは思ってなかった。でも、のめり込んじゃって、1人でカラオケを練習して、ハマりました。最近ボイストレーニングをさせていただくようになって、結構、歌心がついてきたのかなと思いますね」と話す。ダンスは2人で一緒に習い始めたという仲の良さだ。

 SNSではいろんな反響があるが、もーりーは「僕は『アホだね』としか呼ばれないんで、まあそうだねって。何を言われても、気にはしないです」。しゅーとは「最近、2人で街を歩いていると、声をかけられる回数が増えたので、ここまで広まっているんだなと実感があります」と話す。

 森家は実は3人兄弟。2人の下には3つ違い高1の三男もいる。「三男は、僕らの活動にはまったく興味ないですね。三男も変わっているんです。多分、僕たちの影響で、逆に表には出たくないみたい。芯が通っている、かっこいいヤツなんですよ。ピアノを独学で始めたんですけど、クイーンの完コピができるくらい。本当にセンスがある。もしかしたら、別のところでこっそり活動していることもあるかも」(しゅーと)。

次のページへ (3/4) しゅーと「作り込まない、この日常の感じを大切にしたい」
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