フリーアナウンサーで女優の田中みな実が20日、都内で行われた、映画「ずっと独身でいるつもり？」公開記念舞台あいさつに登壇。市川実和子、松村沙友理、徳永えりも登場したが、ふくだももこ監督は体調不良のため、欠席となった。

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　原作は、おかざき真里による同名漫画を映画化。華やかな都会で生きる4人の女性たちの孤独や寂しさ、希望を描く。田中は、10年前に執筆したエッセイから一躍有名ライターとなった本田まみを演じる。

　同作で初主演の田中は公開初日を迎え、「こんなにドキドキするものなんですね。1か月前に完成披露をやらせていただいたときとはまた違う高揚感と言いますか、緊張感で今日この日を迎えました」と心境を打ち明けた。「昨日、『公開おめでとうございます』って、いつも行っているお魚屋さんで言われたりとか。こんなに皆さんに知ってくださっているんだっていうことがすごくうれしくて。今日こんな早い時間にもかかわらず、満席で見てもらえたことをとても幸せに思います」と続け、満席の客席を見渡した。

　作品のタイトルにちなみ、「ずっと続けていること、ずっとやめられないこと」について田中は「領収書の整理をその日のうちにするということをやめられないというか続けています」と回答。「領収証ファイルをフリーランスになったときに作ったんですよ。あの接待交際費とか美容代、衣装代とか。それをためるときっと大変だから、毎日ちゃんと仕分けするようにしていて、毎月税理士さんに持っていくっていうことをやっています。やらないと気持ち悪くて。領収書が入らないようにためないようにお財布を小さくしています」と説明した。

　その話に同調していた松村に「やってる？」と田中が聞くと、「やってなーい。めっちゃためてて、確定申告の日が近づいたら母に来てもらって『きれいにしといて』って言う」と、笑顔で明かした。

　また、“コロナ太り”をしているという市川から「ズボラでも続けられるその美容の秘けつを教えてほしい」と相談されると、田中は「お風呂上りに裸でしばらく過ごしています。化粧水とかクリームとか裸だとそのまま塗りこめるので、おすすめです」と田中流の美の秘けつを伝授した。

　最後に田中は「この映画は結婚しているとかしていないとか、子供がいるとかいないとかそういう話じゃなくて。そういうことに捉われず、そして周りに何を言われようと、自分が信じた道をたくましく生きていこうという作品になっていると思うので、1人でも多くの方に見ていただけたらうれしいです」と呼び掛けた。