今シーズン限りで23年間のプロ生活に幕を下ろした埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手が、23日に行われる「SMBC日本シリーズ2021第3戦　ヤクルト×オリックス」（東京ドーム）のゲスト解説を務めることになった。

　松坂にとって東京ドームはデビュー登板の舞台（1999年4月7日）。しかも、当時バッテリーを組んでいたのはオリックス・中嶋聡監督だった。

　松坂の引退に際し、中嶋監督は「これから先、何年も活躍するであろうスーパースターピッチャーの一人で、“どうやって勝たそう”ということをすごく考えた。デビュー戦の初球は、まっすぐから入ったんですが、それが非常に印象に残っている」と語っていた間柄だ。

　同日、一緒に解説を務める古田敦也氏とも縁があった。1999年のシドニー五輪予選で、古田氏とバッテリーを結成。あれから22年。日本シリーズの解説席で再びコンビが実現することになった。配球図や精緻なデータを用いて、投手と打者の駆け引きに迫る2人のやり取りにも注目が集まりそうだ。

『SMBC日本シリーズ2021第3戦　ヤクルト×オリックス』放送概要

【放送日時】11月23日（火・祝）午後5時50分～（※一部地域を除く）
ゲスト解説：松坂大輔
解説：古田敦也、前田智徳
実況：清水俊輔（テレビ朝日アナウンサー）