片桐仁、粘土で作った最大作「公園魔」公開 677万円かけた20年分の集大成
俳優片桐仁が、熱く「粘土愛」を語った。片桐のアート作品380点を集めた「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百貨展」が今月20日から12月19まで東京・後楽の東京ドームシティGallery AaMoで開催されることになり、19日、同所で行われたオープニングセレモニーに片桐が出席した。
20日から「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百貨展」
俳優片桐仁が、熱く「粘土愛」を語った。片桐のアート作品380点を集めた「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百貨展」が今月20日から12月19まで東京・後楽の東京ドームシティGallery AaMoで開催されることになり、19日、同所で行われたオープニングセレモニーに片桐が出席した。
司会者の呼び掛けで登場した片桐は、生まれ育った埼玉県宮代町の「タコ公園」をモチーフにした自身最大作「公園魔」の前に立ち、同作を説明した。
「僕が好きだったタコ公園の地獄版です。発泡スチロールで土台を作り、色を塗れば終わるものの、いちいち粘土を張り付けて作りました」
横5メートル、縦4メートルの巨大作。製作には、クラウドファンディングで集めた677万円を使ったといい、「僕の友人である町長さん、家族にも手伝ってもらいました」と明かした。
会場内には、片桐が幼少期から作ったアート作品が並んでいるが、粘土については、雑誌の企画をきっかけに1999年から作るようになったといい、「約20年分の集大成です」。その上で「少しでも指で触って形が変わる粘土の楽しさを知ってほしいです。ぜひ、ご家族で見に来ていただき、アートの入り口にしていただけたら」と呼び掛けた。
同展は2020年春に開催予定だったが、コロナ禍に中止なった経緯があり、片桐は「コロナも落ち着いてきたので、好きな時間に見に来ていただけます」とアピール。既に全国各地、台湾などでも個展を開催しており、今後は「ニューヨーク、ヨーロッパでもやりたいですね」と意欲を見せた。